中村雅俊「なかなか体験できない」フルオーケストラをバックに新しい挑戦

中村雅俊「なかなか体験できない」フルオーケストラをバックに新しい挑戦

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/07/21
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フルオーケストラで全国ツアーを開催する中村雅俊は、抱負を熱く語った(撮影・酒井清司)

歌手で俳優の中村雅俊(70)が、デビュー48年目で初めてフルオーケストラと共演する全国4都市ツアー「ビルボードクラシックス 中村雅俊 Symphonic Live 2021」に挑む。8月28日の兵庫・西宮からスタートし、名古屋、熊本、東京で「ふれあい」「俺たちの旅」「恋人も濡れる街角」などのヒット曲を壮大な演奏をバックに熱唱する。新たな挑戦への意気込み、今までの足跡について聞いてみた。

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クラシックの殿堂とも言える会場で、フルオーケストラをバックにしたコンサートツアー。

「別人のつもりでやりますよ(笑い)。以前に、仙台フィルハーモニー管弦楽団とコラボしたことがあります。初めての経験だったので、結構大変でしたね。バンドでやっている時はドラムでリズムを取るのでわかりやすいのですが、オーケストラの場合そうは行きません。でも、俺のヒット曲ってゆったりした曲が多くてロックじゃないんですよね(笑い)。『ふれあい』なんかそうでしょ、だからオーケストラには合うんじゃないかな? と思うんです」

歌の作り方も、時代によって変化してきている。それを体感している。

「歌もメロディーと歌詞の関係が多様になってきましたよね。『ふれあい』では『<歌詞>悲しみに』『<歌詞>出会うたび』という具合にメロディーと歌詞が一体化していますが、最近の曲は単語の途中で区切れてしまう譜割りのメロディーもあります。メロディーが優先なのか、歌詞が優先なのか。そういう意味で、音楽の作り方も変わってきているのかもしれませんね」

フルオーケストラをバックにしてのツアーは、新しい挑戦だ。

「そうなんですよね。ものすごく楽しみにしています! 俺の45周年スペシャルライブの時、弦はバイオリン1人だけでしたが、今回はフルオーケストラですからね。数十人をバックにいろいろな楽器の音圧を感じながら歌えるなんて、なかなか体験できないですからね」

“歌う青春スター”も、今年2月に70歳になった。

「昔の概念で判断すると年寄りと言われる年齢になりますけど、今は確実に時代が変わりましたよね。昔の70歳と今の70歳じゃ全く違う。昔だったら『もうやり残したことはない』って、死を意識するくらいの年齢ですけど、今では、まだまだやることがあるぞって思える年齢なんですよ。そういう意味では意識が違うし、肉体的にもやっぱり違うのかなと思いますね」

(続く)【小谷野俊哉】

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◆中村雅俊(なかむら・まさとし)1951年(昭26)2月1日、宮城県女川町生まれ。73年慶大在学中文学座付属演劇研究所入所。74年4月の日テレの連ドラ「われら青春!」で主演に抜てきされデビュー。同7月に挿入歌「ふれあい」で歌手デビュー、120万枚超の大ヒット。75年同局「俺たちの勲章」「俺たちの旅」、映画「ふれあい」。歌手としてシングル55枚、アルバム41枚をリリース。182センチ。血液型O

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◆「billboard classics 中村雅俊 Symphonic Live 2021~Before DAWN~」◆

▼8月28日午後5時 西宮・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール 大阪交響楽団▼9月3日午後6時30分 名古屋・愛知県芸術劇場コンサートホール 大阪交響楽団▼9月26日午後5時 熊本・熊本城ホールメインホール 九州交響楽団▼9月30日午後6時30分 東京・Bunkamuraオーチャードホール 新日本フィルハーモニー交響楽団。いずれも指揮は円光寺雅彦、サポートミュージシャンは大塚修司。

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