そこに山があるからだ―ローグライク雪山サバイバル『Insurmountable』ルートを計画し限られた物資で7000m級の山に挑む【爆速プレイレポ】【UPDATE】

そこに山があるからだ―ローグライク雪山サバイバル『Insurmountable』ルートを計画し限られた物資で7000m級の山に挑む【爆速プレイレポ】【UPDATE】

  • Game Spark
  • 更新日:2021/05/03
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そこに山があるからだ―ローグライク雪山サバイバル『Insurmountable』ルートを計画し限られた物資で7000m級の山に挑む【爆速プレイレポ】【UPDATE】

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最新ゲームが毎日大量にリリースされる昨今。メーカーやストアのゲーム紹介だけでは「どんなゲームかわからない!」とお嘆きのGame*Spark読者も多いのではないでしょうか。そこで“なるべく早く”ゲームの生の内容をお届けするのが本企画「爆速プレイレポ」です。

今回は2021年4月29日に、ByteRockers' GamesよりPC(Steam)向けに配信が開始されたローグライク登山ADV『Insurmountable』について生の内容をお届けしたいと思います。

『Insurmountable』とは?

人はなぜ、山に登るのでしょうか。疲れるし、準備に時間もかかる。時には命の危機にさらされる事もあるでしょう。この問いに対してイギリスの伝説的登山家、ジョージ・マロリーは「そこに山があるからだ」という名言を残しました。

『Insurmountable』はローグライク要素を併せ持つサバイバル登山アドベンチャーです。プレイヤーが登ることとなる山は毎回ランダムに生成され、最適なルートを自ら考えながら登頂を目指します。山の天候は流動的に変化し、登山中には様々なイベントが発生。レベルアップによるスキルの取得や、パラメーターの管理など極限状況下での判断が重要となる本作。さっそく登頂目指してプレイしていきましょう。

『Insurmountable』の実内容に迫る!

山に登る前にまずはキャラクターを選択しましょう。キャラクターは「冒険家」「科学者」「ジャーナリスト」の3人。それぞれが初期装備やスキルが異なります。今回は前人未到の地を目指して挑戦を続ける冒険家になってプレイしていきましょう。

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次に難易度を選びます。難易度が上昇するにつれ、山で見つけることができるリソース数や天気の影響が変化。初回プレイ時は「NORMAL」のみ選択可能。ゲームを進めることによって他の難易度は解放されるようです。

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同じように、挑戦する山も決めましょう。はじめは一つの山しか選べませんが、踏破していくことによって選べる山が増えていきます。

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そして、山に登るには事前にルートを決めておくことが重要です。ブリザードが多く発生するルートを避け、あえて足場の悪い道を通るか、はたまた足場は安定しているが異常現象が起きやすいルートを選ぶか……自分の装備やスキルと相談して適切なルートを選びましょう。

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いざ、出発!

ここは地図に存在しない謎に包まれた島。山の麓に到着し、頂上を見上げると冒険のはじまりを感じます。

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山道はスゴロクのようなマスによって区切られており、エネルギーと時間を消費して移動します。また、地形には高低差が存在します。大きな高低差の移動はエネルギーを多く消費し、時間もかかります。多少遠回りしてでもなだらかな道を進むことは実際の登山同様重要です。

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エネルギーなどの各パラメーターは画面下部に表示されています。右上から、移動する際に必要となる「エネルギー」。標高6000m以上で消費される「酸素」。降雪中や夜間に下がる「体温」。そして、イベントによって増減する「正気度」です。また、キャラクターアイコンの下部に表示されている赤いヘルスゲージが0になるとその時点で冒険は終わります。

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未開の山では何が起こるかわかりません。山道の各地にランダムで配置されているマーカーのマスを踏むと、イベントが発生します。内容は千差万別。現地の人からアイテムを貰ったり、廃屋から物資を漁ったりと基本的にメリットが多い印象です。

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イベントを完了すると経験値が得られ、一定程度溜まるとレベルが上がり登山に役立つスキルを獲得することができます。

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スキルは一定時間移動速度が早くなるものや、登り下りのエネルギー消費を少なくするアクティブスキルと、常時キャラクターのパラメーターや行動に作用するパッシブスキルに分かれています。

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テント泊をしよう

さて、しばらく山を登り日も暮れ、あたりはすっかり真っ暗に。一日山を登り続けエネルギーもかなり消費してしまいました。そんな時はテントを設置し睡眠を取りましょう。インベントリーを開いてテントを選択。あとは睡眠時間によってエネルギーが回復します。

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しかし、テントには耐久度があり、計3回使用すると消滅してしまうので使い所に気をつけましょう。また、テントは稀にイベントで入手できます。

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時にはテントが手元にないこともあるかもしれません。そんな時は洞窟を探しましょう。山道を進んでいると、洞窟のアイコンをしたイベントマスに出くわすことがありますが、そこに入って休むことができれば身体は温まりエネルギーも回復します。運がいいと良いことも起きるかもしれません。ちなみにテントがなくても野ざらしの寝袋で寝ることもできるのですが、体温と正気度が大きく下がるのであまりお薦めはできません。

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デスゾーン突入

標高は6000m付近……。吹雪に耐え、クレバスに注意し、時には先人たちのご遺体から物資を漁りつつ、ようやく山頂が見えてきました。話は変わりますが、かの有名なエベレストではカラフルな防寒着に身を包んだ凍死体が、ルートを確認する際のランドマークになっているそうです……。

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さて、そんな凍死体も増えてくるであろう標高8000m以上は「デスゾーン」と呼ばれています。人間が生存できないほど酸素濃度が低い高所を指し、この高さで行動するにはほぼ酸素ボンベが必須。本作でのデスゾーンは標高6000m以上に設定されており、この地点からはパラメーターの「酸素」を時間経過により消費していきます。

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酸素ゲージを回復するには「酸素ボトル」を使用します。ゲージのほぼ半分を回復できますが、見つけられる場所や入手できる数も限られているので、6000mからは時間との勝負となるでしょう。

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山頂アタック、そして…

天気は晴れ。時刻は早朝。絶好のタイミングです。天候が変わらないうちに、スキルもフルに活用し短期決戦で山頂アタックに向かいます。

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山頂付近は切り立った崖と、氷壁がそびえ立ち、なだらかで優しいルートなど最早ありません。慎重にルートを選び一歩一歩、確実に登っていきます。

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そして、標高7520m。空は澄み渡り、眼下にはすべてを見渡すことができます。身体は重いですが、心は軽やか。そんな感情がキャラクターから伝わってくるようです。「そこに山があるから」そう言って挑戦を続けてきた先人の気持ちが、少しだけ理解できた気がしました。

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登頂の余韻に浸り、一息ついたところである違和感に気づきます。そしてその違和感の正体に気づき、確証に変わった時点で、先程まで軽やかだった心がズシンと重くなります。そう、ゲームはここで終わりません。帰るまでが登山です。そして筆者の「正気度」は大きく減少するのでした……。

昨今の社会情勢から外出を控え、家に籠もっている方も少なくないのではないでしょうか。籠もってばかりでは何かとストレスも溜まることもあります。そんな時は、ゲームで大自然に触れてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

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『Insurmountable』では、アルプスやヒマラヤ山脈に匹敵する高山をリアルに体験することができます。山での一期一会や災難、極限状況下でのリソース管理など、普段の生活では決して体験することのできない世界。そんな世界を快適な部屋でリラックスしながらプレイできることはとても充実した時間でした。

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唯一気になった点は、視点移動が不自由なところ。キャラクターの周囲は見渡すことができますが、カメラの軸を移動して遠くを見ることはできません。プレイ序盤はそこがかなり気になっていましたが、後半には逆にその点がリアルさを増し、先を見通せない中でいかに最適なルートを構築するか、それも本作の醍醐味と感じるようになってきました。

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現在、日本語訳には対応していませんが、UIはシンプルで比較的わかりやすい英語が使われおり、理解できずとも感覚でプレイできるでしょう。しかし、イベント時の文章は長文が続く場合もあるのでプレイの際は注意が必要です。『Insurmountable』はWindows向けにSteamにて配信中。また、PS5/PS4/Xbox One/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けにもリリースが予定されています。

タイトル:Insurmountable
対応機種:PC(Steam
記事におけるプレイ機種:PC
発売日:2021年4月29日
記事執筆時の著者プレイ時間:2時間
価格:2,050円

※ UPDATE(2021/5/3 13:00):本文末尾情報欄の発売日を修正しました。

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「爆速プレイレポ」ではハードコアゲーマーなライターから読者に向けて、新作タイトルの生の内容を伝えるプレイレポートをお届けします。対象となるタイトルは、執筆時点で発売48時間内の新作、かつAAAからインディーまで、ジャンルやプラットフォームを問わず「読者が気になるだろうゲーム」もしくは「ハードコアゲーマーのアンテナが反応するゲーム」です。性質上、本企画においてはゲームの評価や採点は行いません。ストーリーなどの「ネタバレ」も軽度な内容に留まることが殆どです。また、記事執筆にはデベロッパー/パブリッシャーからプレイレポート用として提供されたゲームソフトが含まれる場合もあります。プレイ時間自体も基本的には短い段階での執筆となります。

なお、マルチプラットフォームで展開されている作品においては、対応している機種のうちのひとつのエディションのみをプレイしています。そのため、本文内でプレイした際の使用機種についても明記しています。

neko

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