阪神の親会社、阪急阪神HDが決算発表 幹部が低迷するチームに「諦めるには早い」

阪神の親会社、阪急阪神HDが決算発表 幹部が低迷するチームに「諦めるには早い」

  • SANSPO.COM
  • 更新日:2022/05/14

諦めるには早い! 阪神タイガースの親会社、阪急阪神ホールディングス(HD)の決算発表が13日、大阪市北区で行われた。業績にも影響を及ぼしかねない球団の低迷について問われた執行役員の阪神電鉄・佐々木浩専務は「まだまだシーズン始まったばかり。諦めるには早い」と力を込めた。矢野燿大監督(53)が今季終了まで指揮を執る方針に変わりがないことも、改めて示した。

苦境にあることは、数字を即答できるほど把握している。だが、まだまだ〝四半期〟を過ぎたところだ。阪急阪神HDが決算発表を迎え、質疑応答でタイガースの下位低迷による影響を問われた阪神電鉄・佐々木専務だったが、虎へハッパをかけるように前向きな言葉を続けた。

「成績は12勝26敗(1分け)ということで非常にこう、出だしでつまずいているという感じではありますけれども。まだまだシーズン始まったばかりというふうなところでございまして、諦めるには早いというふうに思っております」

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佐々木専務は決算発表で質疑に応じた

HDのありとあらゆる数字を報告する会見の場だったからか、球団について語るときにも数字が口をついて出た。12勝26敗1分け-。この日もDeNA戦(横浜)は雨天中止で、2日連続のゲームなしとなったが「借金14」は執行役員の頭にもキッチリと入っている。それでも、プロ野球における〝決算〟は秋の一度きり。現状、143試合の4分の1ほどの39試合しか終わっていない。首位広島までは10・5ゲーム差。開幕直後に走っていた巨人でさえもつまずき、交流戦へも突入する。まだまだ、何が起こってもおかしくない。

「決算短信」のエンタテインメント事業、スポーツ事業については、阪神の昨季の優勝争いやクライマックスシリーズ進出、甲子園歴史館の移転・拡張なども報告された。熱く応援してくれるファンは、昨季も今季も、どんなに苦しいときも、ともに戦ってくれている。佐々木専務は「お客さまは、このような戦績の中でもやはりこう『頑張れ』というふうに応援していただいておりまして。このゴールデンウイークもテレビを見ていただいたと思いますけれども、満席というふうな状態で営業ができております」と感謝した。

このまま沈み切ったままでは夢も感動も分かち合えず、魅力も何も届けることはできない。それでも「これからの戦績次第で、今の戦績によって(社の)収益に与える影響がマイナス方向に向くというのが、今、確定しているわけではございませんので」と語り、まだ何も悲観していない。会見の中では、矢野監督がシーズン最後まで指揮を執るかを〝確認〟する質問も飛んだが、答えは不変だった。

「新聞でも掲載されております通り、続けてもらうということを伺っておりますので。今年度いっぱいということだと思いますけれども、今そのような(去就についての)話は出ておりません」

決算発表の席から、改めて矢野虎への信頼が示され、エールが送られた。

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