カフェ店長は”お坊さん” 元パティシエが古民家で開業 「ゆったりと憩いを」

カフェ店長は”お坊さん” 元パティシエが古民家で開業 「ゆったりと憩いを」

  • 丹波新聞
  • 更新日:2020/11/21
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築120年の古民家を改修したカフェ「珈琲屋無為」をオープンした岸さん夫婦=2020年11月12日午前11時39分、兵庫県丹波篠山市西浜谷で

兵庫県丹波市の普蔵寺住職で元パティシエの岸哲生さん(49)と妻のさおりさん(48)らが、家族で営むカフェ「珈琲屋無為」を、お隣の同県丹波篠山市西浜谷にオープンした。築120年という木造古民家をリノベーション。どこか懐かしさを感じる店内で、自家焙煎にこだわったコーヒーや手作りのランチ、ケーキなどが楽しめる。哲生さんは「田舎のおばあちゃんの家で過ごすように、ゆったりと憩いの時間を過ごしてもらえれば」と話している。

哲生さんは26歳まで大阪でパティシエをしていたこともあり、「家族でカフェをするのが昔からの夢だった」。カフェに適した物件を探していたところ、西浜谷の古民家に巡り合った。「田んぼに囲まれた静かな立地や日当たりの良さ、昔ながらの建具に一目惚れした」(さおりさん)。2018年10月ごろから準備を始め、今年1月から改修に着手していた。

ふすまや畳のある和室、薪ストーブなどがあり、必要以上に手は加えず、趣のある自然な空間に仕上げている。透明ガラスの天板の下にドライフラワーを敷き詰めた机は「映える」と、”インスタグラマー”たちの間で評判になっているという。

こだわり抜いたコーヒーにはエチオピアやブラジル、グアテマラなど11カ国のコーヒー豆を使用。焙煎士の資格を持つ哲生さんが、焙煎機でじっくりと豆をローストする。3―4種類の豆を使用するブレンドコーヒーは控えめな酸味と味わい深い苦みのバランスが絶妙。焙煎豆は購入もできる。

ランチタイムには、4種のスパイスを使ったキーマカレーなど3種類のセットを用意。ガトーショコラなど4種類から選べる「ケーキセット」、「ほうじ茶のパフェ」など、デザートメニューも充実。季節に応じたメニューも提供する。哲生さんは「いずれは精進料理も出せれば」と話す。ドライフラワーやイヤリングなどの雑貨類も販売している。

さおりさんは「『また行きたい』と思ってもらえるリピーターを増やせれば。近所の人にも気軽に寄ってもらえる店にしたい」とほほ笑んでいる。

火・水・木曜定休。臨時休業あり。営業時間は午前11時―午後5時。

丹波新聞

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