プロ注目右腕から4点、コロナに苦しんだ福岡大が優勝 九州六大学野球秋季リーグ

プロ注目右腕から4点、コロナに苦しんだ福岡大が優勝 九州六大学野球秋季リーグ

  • 西日本スポーツ
  • 更新日:2020/10/18
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◆九州六大学野球秋季リーグ第5週第1日 北九大1-4福岡大(17日・田尻グリーンフィールド)

福岡大が2季ぶり58度目の優勝を決めた。エース村上幸人(2年・九産大九州)が1失点で完投し5勝目を挙げた。西南大は九州大に5-4で競り勝ち6勝3敗とし2位が決定。久留米大は九国大を6-2で破った。九州大学選手権(11月7日から、SGマリンフィールド東浜)に出場する。今年は新型コロナウイルスの影響で春季リーグ戦が取りやめになり、秋の日本一を決める明治神宮大会も中止が決定している。

昨秋の優勝を阻まれた北九大のエースに打ち勝ち、福岡大が昨春以来の優勝を決めた。北九大のドラフト候補右腕、益田武尚(4年・嘉穂)から4点を奪う快勝。「益田君には昨年3連敗しているので、優勝というより、この試合で勝たないと意味がないと選手は話していた」と堀壮太監督は昨年春と昨秋のリーグ戦、優勝決定戦で負け続けていた右腕からの執念の勝利をたたえた。

先発の村上はリーグを代表する右腕を相手に持ち前の粘りの投球を見せた。「相手はリーグで一番いい投手。ここで投げ合って勝とうという気持ちがあった」。前半は再三走者を得点圏まで許しながら要所を押さえてゼロを並べた。最終回に1点を失ったが、完投で自己最多となるシーズン5勝目をあげた。

新型コロナウイルスの影響で春先は練習が休止され、春のリーグ戦も中止になった。7月には部内で感染が広がり、8月下旬までの1カ月間、グラウンドに入ることもできなかった。リーグ戦開幕の1カ月前から練習を再開。村上は自粛期間の間、自宅で下半身を強化したことで「直球が伸びて低めに決まるようになった。それで変化球も生きるようになった」と躍進の要因を挙げる。

全員が大きな目標にしていた明治神宮大会は中止が決定した。「4年生を神宮に連れて行く」という目標を失い、チームの士気が下がった時期もあったが、目標を「九州で優勝」を切り替え、まずはリーグ制覇を成し遂げた。「しばらく九州選手権で優勝していないので、今年は狙いたい」と堀監督。九州ナンバーワンへ福岡大の挑戦はまだ続いていく。

(前田泰子)

西日本スポーツ

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