花澤香菜&前野智昭「はたらく細胞!!」名コンビの秘訣!

花澤香菜&前野智昭「はたらく細胞!!」名コンビの秘訣!

  • シネマトゥデイ
  • 更新日:2020/09/16
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「はたらく細胞!!」について語った花澤香菜と前野智昭

人気コミックをもとにしたアニメの特別上映版『「はたらく細胞!!」最強の敵、再び。体の中は“腸”大騒ぎ!』が公開中だ。擬人化された細胞たちのにぎやかなやり取りが見どころの本シリーズ。息ぴったりの様子を見せているのが、赤血球役の花澤香菜と、白血球(好中球)役の前野智昭だ。これまでも数々の作品で共演を重ねてきた2人は、「白血球と赤血球として共演できて、前野さんとのご縁を感じる」(花澤)、「香菜ちゃんと信頼関係を築けていたからこそ、演じ切ることができた」(前野)とお互いへの思いを吐露。本作への思いを聞くと、名コンビの秘訣が浮かび上がった。

本作は、来年1月からスタートするテレビシリーズ第2期「はたらく細胞!!」の一部をオンエアに先駆けて公開する特別上映版。再び現れたがん細胞と悪玉菌によって腸内環境が荒らされ、白血球たちがかつてないピンチに立ち向かう姿を描く。

健康意識に変化

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(C) 清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

奮闘する細胞たちを見ているうちに、病気や健康についても学べる作品としても人気だ。花澤は「誰もが健康を気遣っているこの時期に『はたらく細胞』を劇場で観ていただけるなんて本当にうれしいです」としみじみ。特別上映版では「腸内環境が悪いと、ブラック企業のように細胞のみんなが働き続けないといけなくなってしまうんだとわかって。逆に善玉菌が増えるものを取り入れれば、悪い状況は防げるんだと感じました」と実生活に反映しやすい学びがあったという。

一方の前野も「勉強になる要素がたくさんありました。観終わった後に、絶対に乳酸菌を取り入れたくなりますから!」とニッコリ。石田彰演じるがん細胞には「最強感がある」と印象を話しつつ、「1期でもがん細胞が必死に生きようとする姿が描かれていましたが、今回はその意志をより強固に感じて。それだけに免疫系の細胞たちにとっては、ものすごく脅威になる存在でした。腸内環境が悪いと一層、がん細胞が力を得てしまうという描写もあって、僕自身も日常生活を見直すきっかけになりました」と語る。

本シリーズに関わる中で、健康意識にも変化が芽生えたという2人。花澤は「かさぶたができると、血小板ちゃんが『うんしょ』と働いてくれているんだなと思う」と目尻を下げ、「私は目が腫れたり、ものもらいができてしまうことがあるんですが、調べてみると『黄色ブドウ球菌の仕業だ』と知って。(黄色ブドウ球菌役の)中原麻衣さんなのか! と思ったりします」と話すと、前野も「劇中で演じられている方に置き換えることは、とても増えた」と同調。

「歯茎から血が出たら、赤血球役の香菜ちゃんを思い浮かべることもあります。僕は毎年、人間ドックに行っているんですが、『白血球の数が少ない』という結果が出たりすると『白血球なのに……』と思ったり(苦笑)。そうやって自分の体のことを身近に感じられるようになったのは、間違いなく『はたらく細胞』のおかげです」と変化を明かしていた。

血小板ちゃんに癒される!

それぞれの細胞たちも個性たっぷり。お気に入りのキャラクターを聞いてみると、花澤は「血小板ちゃんが大好き」と声を弾ませる。「特別上映版では、本編の前に血小板ちゃんのショートアニメも上映されるのですが、それがまたかわいくて!」とのこと。また「血小板がたくさん出てくる場面では、私も血小板の1人を演じることがあるんです」とガヤ録りに参加することもあったそう。

長縄まりあ演じる血小板については、「リアル血小板ちゃんです」と微笑み、「まりあちゃんも普段からかわいらしい話し方をするので、まりあちゃんが話すだけで、周囲は癒されていく。おそらくその癒しには免疫力を上げる効果があると思うので、とても良い現場」と語ると、前野も「確かに!」と楽しそうに笑う。

その前野は、「制御性T細胞」をセレクト。「特別上映版では、制御性T細胞のある描写を見て、『だからこそ、がんは進行してしまうのか』という人体の不思議や恐ろしさも学ぶことができました。そして、制御性T細胞はめちゃくちゃ強い! 早見沙織さんのお芝居もぴったりでした」とほれぼれとしていた。

赤血球&白血球そのもの!

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(C) 清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

お互いの目から見て、本シリーズのキャラクターと「似ている」と感じる点はあるのだろうか? 花澤は「前野さんからは、どんな人でも受け入れてくれる雰囲気や、居心地の良さを感じます。私が10代の頃から共演させていただいているということもあって、ご一緒するととても安心する方」と告白。「白血球と赤血球の関係というのは、何度も巡り合って、協力していろいろなことを乗り越えていくもの。何度も共演させていただいている前野さんと、そういった関係を演じられることにご縁を感じています」とうれしい巡り合わせに感謝する。

前野も「香菜ちゃんからは、いつも周りを元気にしてくれるオーラを感じます。それは(花澤が)10代の頃から、何も変わりませんね。香菜ちゃんがお芝居をされている姿を見ると、『俺も頑張ろう!』という気持ちになる。相手の実力や元気を2倍、3倍、4倍にもできる力があって、そんなところは、赤血球と似たものを感じています」と役柄とのマッチ度に触れ、「信頼関係を築けていたからこそ、お芝居に集中して白血球を演じることができた」と話すなど、本シリーズの名コンビぶりも彼らの間に絶大な信頼感があるからこそ。

さらに花澤が10代の頃の思い出に話が及ぶと、前野は「独特の世界観を持っていて……」と暴露。花澤は「独特!」と大照れで、「ボーッとしていたんだと思います! 自分の目の前のことだけに突き進んでいたので、心配されていたはず!」、前野は「いい意味でですよ! そうやって頑張っている姿が、周りを元気付けていたということを言いたかったんです。人を笑顔にするところは、まさしく生まれながらの赤血球!」と釈明するなど、赤血球&白血球さながらのやり取りを繰り広げていた。

コロナ禍で握り締めた思い

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(C) 清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction

人気声優として、第一線を走り続けている花澤と前野。コロナ禍において思いを巡らせることもあったようで、花澤は「より身近な人を大切にしなくてはいけないと思った」と口火を切り、「本作ではライブビューイングで舞台あいさつをさせていただきましたが、やっぱり直接皆さんにお会いしてお礼も言いたい。早くまた皆さんとつながれる日が来るといいなと思います。でも悪くとらえるばかりではなく、できることに目を向けていきたい」とコメント。

前野は「一つ一つ、いただけるお仕事のありがたみ、大切さをより感じるようになったし、いかに自分にとって仕事をしているときが幸せなのかを実感して、もっと仕事を楽しもうという気持ちになった。自分たちにできることを考えて、皆さんにこれからも楽しさをお届けできるよう、試行錯誤していきたいと思っています」と力強く語っていた。(取材・文・写真/成田おり枝)

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