
岸田首相は、アメリカ・ニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、19日午前11時30分ごろ、羽田空港を出発した。
岸田首相「対立・分断ではなくして、協調する国際社会をつくっていかなければならない。(国連で)しっかりと国際社会に発信をする」
内閣改造を行ったにもかかわらず、支持率が上がらず、外交に活路を見いだしたい岸田首相。
日本時間の20日、国連総会で一般討論演説を行い、ロシアによるウクライナ侵攻を受け「分断や対立ではなく協調」を国際社会に訴えたい考え。
また、国連安全保障理事会の首脳級会合に日本の首相として7年ぶりに出席し、ウクライナ情勢について議論するほか、ゼレンスキー大統領との何らかの接触も調整している。
さらにSDGs(持続可能な開発目標)に関するサミットにも出席し、日本の取り組みを説明する。
岸田首相は、先日の内閣改造の際に「首脳外交の重要性を痛感している」と強調した。
その言葉通り、国連を舞台に存在感を示せるかが焦点。