
「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」
9月2日より新宿武蔵野館ほかにて公開される「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選3」のポスタービジュアルと予告編が公開された。
動画:予告編はこちらから
フランスの“至宝”と呼ばれ、世界中の映画ファンから愛されたアクション映画界の伝説、ジャン=ポール・ベルモンドが惜しまれつつその生涯を閉じて早1年。ベルモンドの出演作の数々を上映する本企画第3弾となる今回は、これまで以上に幅広いジャンルを集めてベルモンドの多彩な魅力を全貌する、『華麗なる大泥棒』『ラ・スクムーン』『勝負をつけろ』『冬の猿』『薔薇のスタビスキー』『ベルモンドの怪盗二十面相』『パリ警視J』の全7作品を上映する。
公開されたポスタービジュアルは、人気漫画『コブラ』を彷彿とさせる、トレードマークの葉巻をくわえたベルモンドのポートレートを前面に配したデザインとなっている。
予告編は、ベルモンドを称える名匠クロード・ルルーシュ監督のコメントで始まり、ベルモンドをリスペクトする俳優チョウ・ユンファ主演の『男たちの挽歌』における二丁拳銃アクションの原点とも言われるノワール映画『ラ・スクムーン』、その『ラ・スクムーン』と同じ原作、同じ登場人物を若き日のベルモンドが演じて60年ぶりの劇場公開となる『勝負をつけろ』、イヴ・サンローランが衣装を手がけたことでも話題となった実録犯罪サスペンス『薔薇のスタビスキー』、日本では初公開以来一度もビデオ化されていないコメディ『ベルモンドの怪盗二十面相』、ベルモンドの刑事アクション史上最大のヒット作『パリ警視J』、名優ジャン・ギャバンと共演し、先日開催されたカンヌ国際映画祭でもベルモンドへの哀悼を込めて特別上映された『冬の猿』、そして、ベルモンドが大泥棒を追う警部オマー・シャリフを演じる代表作『華麗なる大泥棒』の名場面が次々と映し出される。 (リアルサウンド編集部)
文=リアルサウンド映画部