横浜隼人vs加藤学園vs国士舘

横浜隼人vs加藤学園vs国士舘

  • 高校野球ドットコム
  • 更新日:2020/11/23

高校通算14、15号弾を放った加藤学園の3番・植田颯斗

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この日2本塁打を放った加藤学園の3番・植田颯斗

22日、横浜隼人グラウンドで横浜隼人、加藤学園国士舘の3校による練習試合が行われた。
第1試合の横浜隼人加藤学園の試合は、加藤学園打線が序盤から力を見せる。2回に8番・宮崎 新那の本塁打などで4点を先制すると、3回には3番・植田 颯斗の本塁打などでさらに3点を追加。7点を先行して試合を優位に進めた。

横浜隼人は前半に2点を返し、さらに終盤に入ると加藤学園の先発・佐野竜希に疲れが見え始めたところを見逃さずに追い上げを見せたが一歩及ばず。試合は9対7で加藤学園が勝利した。

また第2試合では加藤学園国士舘が対戦。ここでも加藤学園打線が力を見せた。1回表に先制点を許すが、直後の1回裏に4点を挙げて逆転に成功し、さらに2回にも2点を追加して試合の主導権を握った。

加藤学園は、3番の植田 颯斗や第1試合で4番に座った佐野 陸斗、そして第2試合で4番に座った雨宮 快成などスイングに力のある選手が中軸に座り、さらに2番の杉本 陽哉といったバットコントロールに秀でた打者もいる。秋季大会は、東海地区大会1回戦で東邦に惜しくも4対5で敗れたが、来年の春、夏が非常に楽しみなチームだ。

この2本塁打を放ち、高校通算本塁打を15本とした植田 颯斗は「2本とも真っすぐを狙っていましたが、強く打てて良かったと思います。ゴロを打つことなどチームで徹底することへの意識がまだ低いと思うので、徹底事項を守れるチーム力が今後の課題です」と語り、課題と収穫を口にする。ここからどこまで成長を見せるのか注目だ。

強肩と高い野球知能が魅力の横浜隼人の1年生捕手・前嶋藍

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強肩と高い野球知能が魅力の前嶋藍(横浜隼人)

第3試合では横浜隼人国士舘が対戦し、試合は横浜隼人が勝利した。
国士舘は好守の中心である清水 武蔵が胃腸炎のため不在で、また秋季大会で主戦だった常盤育弘が3回で7点を失うなど精彩を欠く内容だったが、実は大学の部活動でクラスターが発生した影響もあり先週は5日間活動を中止していた。

満足に戦力が揃わず、また練習が積めていない中での実戦だったが永田昌弘監督は「Bチームから上がってきて試した選手も多かったのですが、やはり(清水)武蔵がいないとこういった形になります。怪我人もいて、高望みしてもしょうがないですね」と語り、苦労を口にした。清水 武蔵は高い野球センスを持つチームの中心選手であるが、捕手と遊撃手でまだポジションを固定することができていない。清水を一番活かせるチームの形を見つけて、オフシーズンの期間でチーム力を高めていきたいところだ。

また横浜隼人は今秋は県大会の1回戦で日大藤沢に敗れたが、椎名康成に辻永虎王と公式戦のマウンドを経験した二人の投手が安定しており、さらに1年生捕手の前嶋藍も存在感を見せている。前嶋はオセアン横浜ヤングの出身で、中学時代にはベイスターズカップ優勝に貢献するなど高い経験値と強肩が武器の捕手だ。イニング間のセカンド送球は1.8秒台を2度記録し、配球や投手への声掛けからも野球知能の高さを感じさせる。前嶋はまだ1年生。伸びしろも十分なので、ここからの成長がとても楽しみだ。

打線では、3番の齋藤星太、4番の高橋一輝がポイントゲッターとなり、この日5番に座った金子竜也に確実性が出てくれば、県内の上位チームとも張り合える怖さのある打線になってくるだろう。

(取材=栗崎 祐太朗)

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