日本の高校生「コロナ怖い」6割...4か国調査

日本の高校生「コロナ怖い」6割...4か国調査

  • リセマム
  • 更新日:2022/06/26
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新型コロナウイルスへの恐怖感(「とてもあてはまる」「あてはまる」と回答した割合)

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日本の高校生は情緒が安定的になっている一方、約6割が「新型コロナウイルスがとても恐い」と回答する等、新型コロナウイルスを恐れる傾向にあることが、国立青少年教育振興機構が2022年6月に発表した調査結果より明らかになった。

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コロナ禍を経験した高校生の生活と意識に関する調査は、コロナ禍を経験した高校生たちの、変化やコロナ禍に対する捉え方との関係を分析することが目的。米国・中国・韓国でも同時期に実施し、諸外国と比較することで、日本の特徴や課題を分析する。調査時期は2021年9月~12月(日本2022年2月、韓国2022年1月)。有効回答者数は、日本が4,241人、米国が1,900人、中国が3,435人、韓国が1,838人。

日本の高校生がコロナ禍の生活について、学校のオンライン授業を「集中して学習できた」「まあ集中して学習できた」と回答した割合や、「授業内容が理解できた」と回答した割合はそれぞれ6割程度であり、中国についで高い。また、学校のオンライン授業が「とても効果的」「まあ効果的」であると回答した割合も約6割という結果だった。

コロナの感染が拡大した場合、オンライン授業より「対面授業がよい」と回答した割合は27.0%にとどまり、4か国中もっとも低く、感染症の流行時には対面を控えたいと考える傾向にあることがうかがえる。

「よく落ち込む」「ときどき落ち込むことがある」と回答した割合は4割強と、米国についで高かったものの、「神経がたかぶり、心が安定しない」「なんとなくいらいらする」「眠れない」「ものごとに集中できない」の割合は、いずれも4か国中でもっとも低かった。2017年の調査時に比べて、不安な情緒を表す項目はすべて「ない」と回答した割合が高くなっている。

また、「新型コロナウイルスがとても恐い」と感じている(「とてもあてはまる」「あてはまる」と回答した)割合は59.2%で、米国や中国より高くなっており、特に「新型コロナウイルスで命を失うことを恐れている」の割合は47.0%で4か国中もっとも高くなっている。

「自分の将来に不安を感じている」「将来のことを悩むより今を楽しみたい」について、肯定的な回答をした割合はいずれも8割近く、4か国中でもっとも高い。一方、「将来への希望をもっている」「自分の将来の目標をはっきり決めている」の割合は、4か国中もっとも低い結果となった。

和洋女子大学人文学部心理学科の池田幸恭教授は、「日本では、将来への希望あるいは不安を意識しているほど新型コロナウイルスへの恐怖が強くなることが示された」と考察した。

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木村 薫

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