4日間短期決戦の「トータルプロデュースカップ」は19日、優勝戦を迎える。
準優は10Rで萩原秀人が川崎智幸のカド一撃に沈む波乱があり、優勝戦は1号艇から吉川元浩、平石和男、川崎、高濱芳久、清水攻二、佐藤博亮という顔ぶれ。パワー評価は吉川>川崎=平石=高濱>佐藤=清水でエンジンレベルは高い顔ぶれが残った。
1走目こそ高濱の逃げに屈したが、2走目からは5、6号艇も難なく1着突破して5連勝の吉川が準完全Vに王手。準優はカド石田貴洋に攻められてピンチだったが、ギリギリしのいでおり、流れも吉川に向いている。
その吉川がマスターズチャンピオンの時に引きたいエンジンとして、「川崎さんの40号機にも興味がある」と名前を挙げた川崎が追走一番手。2節前には佐藤大佑が準優で完全V目前の西山貴浩に襲いかかったエンジンでもあり、パワーも吉川に続く2番手評価でいいのかもしれない。
とはいえ平石と高濱もなかなかの仕上がり。清水も展開を突く足はあるという。佐藤だけは「乗り心地が悪くて差すとダメ」と話しており、よほど展開に恵まれないと苦しそう。なお、佐々木巌は負傷のため帰郷した。
マクールニュース