
SDGsについて理解を深めたセミナー
小矢部市制施行60周年を記念したSDGs(持続可能な開発目標)に関するセミナーが、富山県小矢部市城山の市民交流プラザで開かれ、市民ら50人がSDGs推進の取り組みについて理解を深めた。
パネルディスカッションで、市内で体操服を作っている「ミヤモリ」の宮森穂さんや石動信用金庫常務理事の西永正さんらが実践事例を紹介。「今まで処分していた布地の端切れを炭にして鉛筆の芯にする挑戦をしている」「SDGs推進をサポートするローン商品の取り扱いを始めた」などと述べた。
コーディネーターを務めた経営コンサルタントの栗田恵世さんによる講演もあった。
市は昨年12月、市商工会と石動信金、東京海上日動火災とSDGs推進に向けた連携協定を締結。セミナーは普及啓発の一環で開いた。