
その年のトップ棋士12人が出場する大会「将棋日本シリーズ」の決勝が11月19日に行われ、藤井聡太八冠が登場した。
この大会は持ち時間が10分しかない「超早指し」と、将棋ファンが見守る中での公開対局が特徴。相手はかつて「関西若手四天王」とも呼ばれ、早指しが得意の糸谷哲郎八段だ。
中盤から守りに回る苦しい展開だった藤井八冠だったがその後、反撃に転じ、糸谷八段を149手で退け、大会連覇を達成した。
藤井八冠は優勝賞金500万円を獲得し、タイトル戦以外の「一般棋戦」と呼ばれる4つの公式戦でも5連勝となった。
この結果に、藤井聡太八冠はこう話す。
「苦しい局面もあったが、その中ですぐに負けないように粘り強くいけたことが良い結果につながったのかな」
(『ABEMAヒルズ』より)