育休取得パパ【フジテレビアナウンサー榎並大二郎さん】育休を経験して得られた最大の成果とは?

育休取得パパ【フジテレビアナウンサー榎並大二郎さん】育休を経験して得られた最大の成果とは?

  • Baby-mo
  • 更新日:2022/06/23
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2022年4月から育児休業法が改正され、男性の育休取得を後押しする施策が段階的にスタート。パパがより育児に参加しやすくなると、期待を寄せるママたちも多いようです。

今回は、実際に育休制度を利用した、フジテレビアナウンサーの榎並大二郎さんにインタビュー。育休を経験したからこそ言えるおすすめの理由を教えていただきました。きっかけは「育休どうするの?」という上司の一言当初は育休ではなく、妻の出産のタイミングで「長めの夏休み」を取ろうと考えていたんです。ところが、上長に報告すると「妊娠おめでとう!育休はどうするの?」という言葉が返ってきて「そういう選択肢があったのか!」と育休に興味をもち始めました。

人事に話を聞きに行くと、育休取得で社会保険料が免除されることや配偶者の出産による有給休暇など、会社独自の制度があることも初めて知りました。

さらに、人事担当者からの「奥さんも喜ぶし、社会への影響もあるはず」という言葉に背中を押されて、妻と相談し育休を取得することを決意。その後「育児休業申出書」という書類を提出したのですが、休みではなく休業して育児をするんだと気が引き締まる思いがしました。プロデューサーへの育休報告は不安があったものの・・・プロデューサーに報告する際は、帯番組を担当していますし、ちょうど多忙な番組改編前だったため「こんな時期に休むなんてメーンキャスターとしての自覚が足りない」と思われないか不安でした。さらに、入社以来2週間休むのも初めてだったので、復帰後にブランクなくニュースを伝えられるかという心配もありました。

ところがいざ報告してみると、プロデューサーは「もちろん!」とすぐにOKしてくれましたし、同僚からも自分から伝える前に「育休取るんだって!」「取ったほうがいいよ」などと前向きな声をかけてもらえたことはうれしかったですね。

私が在籍するアナウンス室でも、複数の男性アナが育休を取得しています。技術職など他部署でも男性の育休が進んでいることを知り、会社としても育休を取りやすい環境が整い始めていると感じます。育児のことをつづったInstagramには想像以上の反響が!わずか2週間の育休を公言することで「パフォーマンスととられないか」など迷いもありましたが、公言すると決めたからにはありのままの姿を形に残してみようとInstagramで育児のことも書いてみました。

おかげさまで想像以上の反響をいただき、育児の悩みを投稿するとフォロワーさんたちがアドバイスしてくださるのもうれしかったですね。育休中に社会とつながるツールとしても大きな存在でした。

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息子と初めてのお散歩へ。ごく短時間でしたが特別なひとときに。

妻の睡眠時間確保のため、息子がよく眠る生活リズムを確立育休で私がまず取り組んだことは、新生児期だったので「いかに妻がまとまった睡眠時間を確保できるか」を考えました。夜中に1~2時間おきに起きてしまうので、どうしても睡眠不足になってしまうんですよね。

そこで、息子に合わせて生活ルーティンを整え、家事育児の分担を夫婦でよく話し合いました。夕方に寝そうになる息子をなんとかあやし、なるべくその時間に睡眠は取らせないようにするなど工夫もしました。試行錯誤の日々でしたが、沐浴から授乳、寝かしつけのわが家のルーティンが確立できました。

家事に関しては、結婚するまでずっと実家暮らしだったこともあり、お恥ずかしながら洗濯物をたたんで収納するといった家事の大変さも初めて実感しました。育休を取らなければ、一連の家事を妻が負担してくれていたということにすら気づかなかったと思います。

至らないことだらけでしたが、育休を終えたいまでも息子の生活リズムを守りながら、朝は離乳食、帰宅後はお風呂に入れたりとできる限りのことを続けています。育児はどんどんステージが変わるので、自分のスキルを常にアップデートする必要性も感じています。

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沐浴では、背中を洗うときの体勢がえに緊張しました。育休をへて「仕事第一」というマインドに変化が育休中、自分がいなくても変わりなく進行していく番組を見て、安堵とともに少しさみしさを覚えたりもしましたが、復帰して働く価値観が変わりました。以前は「とにかく自分ががんばらなくては!」と仕事第一という考え方でしたが、「後輩に任せる」「人に頼る」ことを知り、家庭も大事に考えるマインドに変わっていきました。

さらに、育休後は妻との関係性が強まり、父親としての意識改革をすることもできました。わからないことだらけでも、いざチャレンジしてみると新しい世界が見えてくるはずです。

とはいえ、だれしもが育休を取得できる環境ではないでしょう。先輩ママに言われたのが、仕事が立て込んでいて育児に関われなくても、帰宅したら「お疲れさま、大変だったね」と共感することでママは救われるということ。私も妻への感謝の気持ちを忘れずに、アナウンサーとしての共感力も高めながら日々精進していきたいと思います。

〈榎並さんの育休取得の流れ〉

2月末 上長に妻の妊娠を報告。育休取得の意思を聞かれる

4~7月  番組プロデューサーに育休取得について相談、番組の代行キャスターの調整

8月   育休申し出、妻出産

9月   育休取得(2週間)

10月   職場復帰

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榎並大二郎●1985年9月30日生まれ、東京都出身。2008年フジテレビに入社。ニュース番組『FNN スーパーニュースWEEKEND』、情報番組『バイキング』などを担当し、現在は『LiveNews イット!』(月~金曜・午後3:45~7:00)にメーンキャスターとして出演中。

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