大橋に勝った!寺村美穂、Vで2大会連続五輪「このためだけに頑張ってきた」/競泳

大橋に勝った!寺村美穂、Vで2大会連続五輪「このためだけに頑張ってきた」/競泳

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  • 更新日:2021/04/07

競泳・日本選手権第4日(6日、東京アクアティクスセンター)東京五輪代表選考会を兼ねて行われ、女子200メートル個人メドレーは寺村美穂(26)=セントラルスポーツ=が2分9秒55で2連覇し、2大会連続で代表入りした。大橋悠依(25)=イトマン東進=は0秒12差の2位となり、400メートル個人メドレーに続き代表切符を手にした。女子200メートル自由形は五十嵐千尋(25)=T&G=が1分57秒47で1位となり、800メートルリレーの選考基準を満たし、2大会続けて代表となった。

第一人者を抑えての優勝に、顔をくしゃくしゃにした。女子200メートル個人メドレーでリオデジャネイロ五輪代表の寺村が、日本記録保持者の大橋に競り勝って2連覇。ともに五輪切符をつかみ、水の中で抱き合って喜んだ。

「リオからの4年間、このためだけに頑張ってきた。まずは一安心」

2大会連続の代表入りを決め、寺村は胸をなで下ろした。

序盤は日本記録を上回るペースの大橋らに先行され、折り返しの100メートルは3番手。平泳ぎで2番手に上がると、最後の自由形で大橋を追い上げた。ラスト10メートルは息継ぎなしの猛スパート。0秒12の僅差でかわした。

リオ五輪は全体9位で決勝進出を逃した。「レース前に弱気になって、絶対に負けないという気持ちが薄れる」という自身を「アスリートに向いていないと思った」こともある。

それでも東京五輪を集大成にと、1988年ソウル五輪男子100メートル背泳ぎ金メダルの鈴木大地らを育てた鈴木陽二コーチ(70)の下で汗を流してきた。同じ鈴木門下で、前日6日に男子200メートル自由形で五輪代表入りを決めた松元克央と一緒に行う持久力のトレーニングは「自分に必要なのかと思うくらいきつい」というが、この日のレースで結実した。

カツオの愛称で親しまれる2学年下の松元の「悔いなく泳いで」という励ましにも背中を押され、自己ベストを更新した。ただ、大橋の日本記録とは1秒以上の開きがある。「五輪本番でも負けないよう練習に取り組み、大橋選手と一緒に表彰台に上れるように」。次の目標に狙いを定めた。(只木信昭)

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女子200メートル個人メドレーでともに東京五輪代表切符を手にし、大橋(右)と抱き合う寺村。2大会連続での出場を決めた (撮影・恵守乾)

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