眉目秀麗なパテック フィリップの最新クロノグラフ3部作は現代のトレンドに新たな方向性を提示する

眉目秀麗なパテック フィリップの最新クロノグラフ3部作は現代のトレンドに新たな方向性を提示する

  • WATCHNAVI Salon
  • 更新日:2021/10/14

スイス時計界の頂点ブランド、パテック フィリップの最新作が10月14日16時に情報解禁となった。この度明かされたのは、クロノグラフ機構を搭載した3モデル。いずれも2005年発表当時に世界最薄を誇ったスプリット秒針クロノグラフ・ムーブメント、キャリバー CH 27-525 PSより研鑽を重ねてきた機能付加の技術が十分に発揮された複雑時計となっている。

グリーンダイアルが目を引く定番の年次カレンダー

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パテック フィリップが得意とする年次カレンダー機構に自動巻きフライバック・クロノグラフが融合した5905は、2015年にプラチナ、2019年にローズゴールドの仕様で発表されたモデルである。今年は、これに3連リンクのブレスレットを備えたステンレススチールタイプが加えられた。ことパテック フィリップにおいては、ステンレススチール素材を使うことの方がレアであり、さらにドレスウオッチでありながらがっしりとしたブレスレットという組み合わせは、明確にデイリーユースを意識した作りとなっている。ちなみにこの3連ブレスレットは、同社のカジュアルスポーツウオッチ「アクアノート」のそれに着想を得たもの。仕上げ方に変化をつけることで新作の雰囲気との調和が図られている。

現在、ハイブランドのブレスレットウオッチは需要が高まるばかり。その流れに乗るべく各社から複数のモデルが出ているが、意表をついたパテック フィリップの新作5905/1A-001は、驚きと新鮮さを持って時計愛好家に受け入れられることだろう。

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「年次カレンダー搭載フライバック・クロノグラフ」 Ref. 5905/1A-001 747万7800円 自動巻き(キャリバーCH 28-520 QA 24H)、毎時2万8800振動、最大55時間パワーリザーブ。ステンレススチールケース(シースルーバック)&ブレスレット。直径42mm(厚さ14.13mm)。30m防水

手に触れて動かせる至高のアートピース「5930」は美技が際立つグリーン

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年次カレンダーと同じくパテック フィリップを象徴する時計機構「ワールドタイム」に、自動巻きフライバック・クロノグラフが組み合わさった5930は2016年にデビュー。いま展開されているブルーの文字盤とストラップを備えたホワイトゴールドケースに加わる形で発表された新作は、緻密な手作業によって彫り込まれたギヨシェ文字盤をグリーンで彩ったデザインが圧巻。6 時位置にある30分計も同色で揃え、都市名もグリーンで記載し、ストラップもブリリアント・グリーンのアリゲーターにするなど徹底的に緑の世界を作り上げた。

2時と4時のボタンはクロノグラフ用、10時のボタンがワールドタイム設定となっているなど、基本仕様は従来モデルに同じ。スモールセコンドがない代わりにクロノグラフを常時作動させることで、秒針の役割が与えられる。ケースにプラチナを用いているところに、このモデルのプレステージ性を窺い知れる。

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「ワールドタイム・フライバック・クロノグラフ」Ref. 5930P-001 1270万5000円 自動巻き(キャリバーCH 28-520 HU)、毎時2万8800振動、最大55時間パワーリザーブ。プラチナケース(シースルーバック)。直径39.5mm(厚さ12.86mm)。30m防水

3つの新作の中で最も複雑な5204は色と素材の組み合わせが新鮮

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「永久カレンダー搭載スプリット秒針クロノグラフ」Ref. 5204R-011 3915万5600円 手巻き(キャリバーCHR 29-535 PS Q)、毎時2万8800振動、最大65時間パワーリザーブ。18Kローズゴールドケース(シースルーバック ※ソリッドバックに交換可能)。直径40mm(厚さ14.3mm)。30m防水

永久カレンダーとスプリット秒針クロノグラフという2大複雑機構を収めた5204もまた、パテック フィリップのコンプリケーションウオッチ開発のハイライトの一つ。キャリバーCHR 29-535 PS Qを搭載して2012年に登場した現世代は、直近では文字盤とストラップの色が異なる2つのローズゴールドケースで展開されていた。最新作もケースはローズゴールドを採用。これにスレートグレーの文字盤とストラップを組み合わせたのが、最新作だ。

この新しい色の組み合わせもさることながら、本機の醍醐味はやはりキャリバーだろう。サファイアクリスタル・バック越しに確認できるキャリバーは、水平クラッチによって駆動するクロノグラフの動きをスプリット秒針に至るまで制御する2つのコラムホイールが特徴。手巻きゆえ、7件もの特許技術が組み込まれた美しい仕上げとメカニズムを視界を遮られることなく鑑賞し尽くせる。

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正直なところパテック フィリップの時計を見る機会を持つことは新作に限らず難しいのだが、“高嶺の花”であるからこそ熱心なコレクターに愛され続ける理由でもある。これらの新作も例外ではなく、さらにグリーンダイアルやブレスレットといった現代トレンドにも即した仕上がりとくれば、世界中で争奪戦が繰り広げられるに違いない。

問い合わせ先:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター Tel.03-3255-8109
https://patek.com

WATCHNAVI編集部

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