楽天・田中将大、2回3失点も「上出来」日本ハム・中田に被弾も手応え

楽天・田中将大、2回3失点も「上出来」日本ハム・中田に被弾も手応え

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  • 更新日:2021/02/21

米大リーグ、ヤンキースから楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手(32)が20日、日本ハムとの練習試合(金武)に先発し、2013年以来、2666日ぶりとなる日本での対外試合に臨んだ。一回に中田翔内野手(31)に3ランを浴びるなど2回4安打3失点に終わったが「収穫しかない」と断言。最速148キロを計測した右腕に、石井一久監督兼ゼネラルマネジャー(47)も揺るぎない信頼を寄せた。

待望の時がきた。田中将が2666日ぶりに日本のマウンドに上がった。いよいよ幕を開けた日本での“第2章”。それは高校時代からしのぎを削ってきたライバルに被弾するという思わぬ形となった。

「全体的に、まだまだな部分がたくさんあった。制球は変化球も、直球に関しても調整段階という感じですね」

一回1死から中島、西川に連打を許すと、中田に5球目の外角低めへのスライダーを左越え3ランにされた。試合後、球場の通路で再会し「『田中さん、お久しぶりで~す』と余裕の笑みであいさつされました」と苦笑い。「おまえ、打つなよぉ」と言うと「たまたまですよ~」と返された。

ただ、そんな軽妙なやり取りができるのも、確かな手応えがあるからこそ。一回に最速148キロを計測し、二回は三者凡退。「スピードは思っていたより出たし、いい段階を踏めている。収穫しかないです」。メジャー時代なら、まだブルペンでしか投げていない時期。「上出来ですよ」と平然としたものだ。

課題もハッキリしている。米国より軟らかいマウンドを気にするそぶりを見せ、かつてメジャーでプレーした石井監督ともその点を話し合った。「まだ彼はスタートラインに立つまでの準備運動をしている段階」と指揮官は説明した。

メジャー流のすごみも垣間見せた。一回1死一塁では、ブルペンで多投していた高めのストライクで野村を捕飛に仕留めた。6球団9人の関係者が集結する中、オリックス・渡辺スコアラーを「ここぞのボールはすごい」とうならせた。

田中将は「なにも改める必要はないです」とまで言い切った。あくまで試運転。開幕に向け、確実な上昇カーブを描く。(広岡浩二)

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8年ぶりに日本で登板した田中将。まだまだ試運転の段階だ(撮影・荒木孝雄)

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