W杯前アピールのラストチャンス?E-1選手権招集が期待されるJリーガー7選

W杯前アピールのラストチャンス?E-1選手権招集が期待されるJリーガー7選

  • Football Tribe Japan
  • 更新日:2022/06/23
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谷晃生(左)藤田譲瑠チマ(中)上島拓巳(右)写真:Getty Images

7月19日から27日にかけて日本で開催される、EAFF E-1サッカー選手権2022決勝大会。サッカー日本代表は男女共に19日、茨城県立カシマサッカースタジアムで開幕戦に挑む。男子の対戦相手となるのは韓国、中国、香港だ。同大会は国際Aマッチウィーク外開催のため、代表に選出されるメンバーは国内組のみとなることが多い。

日本代表の森保一監督もメンバー選出について「ワールドカップに出場した経験のある選手は招集を見送る方針」「U23アジアカップを戦った選手たちからもリストアップする」と発言した。つまり、11月に開幕のFIFAワールドカップ・カタール(カタールW杯)を前に、W杯出場経験のないJリーガーにとっては年齢関係なくアピールのビッグチャンスとなる。そして事実上、ラストチャンスだといえるだろう。

ここでは、E-1サッカー選手権での代表招集が期待されるJリーガー7名をピックアップしよう。いずれも今2022シーズンのJリーグで素晴らしい活躍をみせている選手だ。

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湘南ベルマーレ GK谷晃生 写真:Getty Images

GK谷晃生(湘南ベルマーレ)

W杯出場経験のある選手や海外でプレーする選手を除くと、GKは谷晃生(湘南ベルマーレ)もしくは大迫敬介(サンフレッチェ広島)が軸となるだろう。各選手のアピールに注目が集まるE-1サッカー選手権とはいえ、逆風吹き荒れる森保監督にとっては結果も求めたいところだからだ。

どちらも今後が楽しみなGKだが、ここでは谷を推したい。2020年東京オリンピックで日本のゴールマウスを守った実力者であり、反射神経をいかしたセーブ能力に優れ強気なプレーも表情も素晴らしい。谷としても、権田修一(清水エスパルス)や川島永嗣(RCストラスブール/フランス)といったライバル不在の今大会で評価を高め、カタールW杯で正守護神の座を掴みたいところだろう。

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柏レイソル DF上島拓巳 写真:Getty Images

DF上島拓巳(柏レイソル)

センターバック(CB)上島拓巳。柏レイソルのU-18でCBコンビを組んだ中山雄太(PECズヴォレ/オランダ)がトップチームへ昇格する一方で昇格できず、中央大学でコンビを組んだ渡辺剛(KVコルトレイク/ベルギー)がプロ入り1年目から20試合に出場する一方で半数の試合出場。悔しさをバネに成長してきたが、2022シーズンついに飛躍の時を迎えつつある。

期限付き移籍先のアビスパ福岡でJ1昇格に貢献し、柏に復帰した2021年は、開幕節セレッソ大阪戦で大久保嘉人を倒し、第24節川崎フロンターレ戦で旗手怜央を倒してそれぞれレッドカードを提示されるなど、J1仕様にアジャストできなかった。それでも今季は強みである空中戦の強さは維持しつつ、ロングフィードも高品質。クリーンな守備を披露し、リーグ戦ではここまでイエローカードさえ提示されていない。初の代表選出で、仲間でありライバルでもある選手たちへ一気に迫れるか。

MF樋口雄太(鹿島アントラーズ)

日本代表の中盤に求められているタイプの選手である樋口雄太。豊富な運動量、ボールを持った際の落ち着き、優れたパスセンス、精度の高いミドルシュート。幅広いエリアで、質の高い仕事ができる。

2021年サガン鳥栖では背番号10を付け、2022年加入したばかりの鹿島アントラーズでも全試合スタメン出場。だが意外なことに、日の丸を背負った経験は2013年のU-17日本代表招集以降なし。久しぶりの代表選出、さらにW杯出場と一気に飛躍し得るだけの実力を持つが、果たして森保監督のリストには記載されているだろうか。

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横浜F・マリノス MF藤田譲瑠チマ 写真:Getty Images

MF藤田譲瑠チマ(横浜F・マリノス)

この6月に開催されたU23アジアカップでキャプテンを務め、中盤の選手でもっとも頼りになる存在だった藤田譲瑠チマ。20歳とは思えない球際の強さと勘所を押さえたプレーを、フル代表で見てみたいと考えるサポーターは少なくないだろう。

2年前はJ2(東京ヴェルディ)でプレーし、昨年は初のJ1(徳島ヴォルティス)で荒削りな面が感じられたが、今季横浜F・マリノスでみせるそれは明確な成長を感じさせる。成長著しい今、日本代表でJリーグ屈指の面々と共闘することで、さらに加速度的に伸びていくのではないだろうか。

MF満田誠(サンフレッチェ広島)

今2022シーズンのJリーグで、最大級のサプライズだ。流通経済大学からサンフレッチェ広島に加わったルーキー満田誠は、第4節のFC東京戦でプロ初のスタメンを記録すると、そのまま定着。ここまで14試合に出場し4得点4アシストと、どちらもチームトップの数字を残している。

スピードとタッチの細かなドリブルが共存することでDFを引き付け、そこからシュートもパスも選択できる。長い距離のスプリントもいとわず、ポストプレーに長けたFWの近くでプレーできると光り輝くニュースターだ。

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清水エスパルス FW鈴木唯人 写真:Getty Images

FW鈴木唯人(清水エスパルス)

藤田譲瑠チマとともに、U23アジアカップで素晴らしい活躍をみせた鈴木唯人。チームトップとなる3得点を記録し、U-21日本代表の3位入りに大きく貢献した。ボディバランス、スピード、シュートセンスに秀でており、ドリブルのコース取りも巧みなためボールを持つとこの選手を止めるのは難しい。

所属する清水エスパルスは16位と低迷、自身も3得点に留まってはいるが、全試合にスタメン出場するなど評価は揺るがない。フル代表入りで、なかなか結果が出ないFW陣に挑戦状を叩きつけるか。

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鹿島アントラーズ FW鈴木優磨 写真:Getty Images

FW鈴木優磨(鹿島アントラーズ)

鈴木優磨は、E-1サッカー選手権だけでなく海外組を含めた日本代表にも最も求められるタイプのプレーヤーだろう。現在日本代表FWには浅野拓磨(VfLボーフム/ドイツ)、古橋享梧、前田大然(ともにセルティック/スコットランド)とスピードタイプばかりが名を連ねており、状況に応じた交代策が難しい。対して鈴木はポストプレーを筆頭に身体を張ることを苦とせず、2列目の選手たちの特徴を引き出すこともできるはず。Jリーグ屈指の貪欲さを持つストライカーにかかる期待は大きい。

他にも、日本代表では層が薄いサイドバック(SB)で安定した活躍をみせているDF常本佳吾(鹿島アントラーズ)、中盤を安定させられるであろうMF橋本拳人(ヴィッセル神戸)やMF前寛之(アビスパ福岡)など、日本代表の一員として見てみたい選手は多い。

カタールW杯に向けて戦力を増すためには熾烈な競争が欠かせず、日本代表経験がない、もしくは少ない選手たちに、多くのチャンスが与えられることを願いたい。

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