大阪府豊中市で男が女性を刃物で刺し、その後拳銃で自殺した事件で、男は豊中市に住む74歳だと判明しました。
警察などによると23日午後1時ごろ、豊中市柴原町の路上で、胸などに刺し傷のある74歳の女性と後頭部にけがをした男が倒れているのが見つかりました。
女性は男に胸などを複数回刃物で刺されたとみられ、重傷です。
その後の捜査で男は、豊中市内に住む無職の鎌田賢治容疑者(74)とわかり、自分で後頭部を拳銃で撃ったとみられ、搬送先の病院で死亡が確認されました。
現場からは自動式拳銃と刺身包丁のような刃物が押収されたということです。
捜査関係者によると、鎌田容疑者と女性は元夫婦とみられ、警察は二人の間にトラブルがあったとみて、詳しい状況を調べています。