プロが教える「まったく人の話を聞けず嫌われる性格」を治す方法

プロが教える「まったく人の話を聞けず嫌われる性格」を治す方法

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  • 更新日:2020/11/20
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外回りの多いビジネスマンであれば、性格として致命的なのが「他人の話を聞けていない」ことではないでしょうか? 訓練して身に付くものではありませんが、どすれば良いか悩んでいる人も多いと思います。メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』では今回、著者でベストセラー作家・起業家の岡崎かつひろさんが、ほとんど人は他人の話を聞けていないという事実を指摘。どうすれば解決できるか、その糸口を示してくれています。

ほとんどの人が人の話を聞けていない事実

独立したら、会社という看板もなくなるので、自分自身で仕事を取っていかなければいけない。そうなったら、自分がどういう仕事をしていて、どんなふうに相手の役に立つことが出来るのか、どういうビジョンがあるのか、コミュニケーションについて学ぶ必要が出てきます。とはいえ、いきなりコミュニケーションスキルを磨くといっても、何をしたらいいのかわかりませんよね。

僕がやったことは、しっかりと人の話を聞くということ。今の僕を知っている人からしたら意外に思うかもしれません。会社員だった頃の僕は、まったく人の話を聞けないタイプの人間でした。

でも、実はこの「人の話を聞けない」というのは、僕だけじゃなくてほとんどの人が同じように「聞けてない」んです。気づいている人はほとんどいないと思いますが。

どういうことかというと、人はセルフトークといって自分の頭の中で「ああかもしれない、こうかもしれない」といろいろ考えますよね。諸説ありますが、そのセルフトークのスピードは、実際に人と話す時のスピードの7倍と言われています。

つまりどういうことが起きるかというと、「その話はこうなんじゃないの?」「もっとこうしたらよかったのに」「おもしろい」「つまらない」「そういえば、自分もこんなことがあったな」ということなど、どうでもいいことをいろいろ考えてしまいます。そうすると何が起こるかというと、聞いているようで聞けていないのです。

まずやったことは「100%そのまま聞こう」と決めました。こう話すと「どういうふうに変えたんですか?」と疑問に思うかもしれませんが、まず大事なことは「思うこと」です。

「人の話をそのまま聞く」と意識すること

物事は自覚しないと行動は変わりません。

たとえば、僕はしょっぱいものが好きだと自覚しています。僕は独立してから飲食店経営をやっていました。その時に気を付けたことは、僕の好みの味に合わせるとお店で出す料理の味がしょっぱくなります。自覚をしているから「しょっぱくなりすぎないようにしよう」「みんながどんな味を好むのか。そっちに合わせるようにしよう」と自覚できますよね。

ほとんどの人は「自分は人の話を聞けている」と思っています。でも、実際には聞けていないことの方が多いです。まず、行動を変えるためには「自分は人の話を聞けていないかもしれない」と自覚することです。

試しに、こういうことをやってみるといいです。たとえば、人の話を聞きました。そこで話していた内容を「オウム返し」で「今話したことって、こういうことで合っている?」と確認してください。その癖をつけることが、人の話を100%聞くための第一歩です。

オウム返しで話の要点を確認「何%くらい合っている?」

相手も人がいいので、大体の人が「合っているよ」というと思うんです。そもそもまちがっていたところがあっても、いちいち修正するのは面倒だから「合っているよ」というかもしれません。

そのため、こういう聞き方をすると正しい答えがわかります。「合っているなら何%くらい合っている?」と聞くこと。

さすがにまったく話が効けていないということはないと思います。でも、逆にいったら100%正しい正解を言えることも少ないと思います。

僕も、人の話を聞いて文字起こしをすることがありますが、文字にしてみると「あれ、こんな話だったけ?」ということがあります。

バイアスという言葉もありますが、人は思い込みによって物事を判断しています。たとえば、「ピザという言葉を10回言って」という遊びがありますよね。ピザと10回言った後に肘を指さし「ここは?」と聞いくと、松が得て「膝」と答える人がいる遊びがありますよね。

あれは「一貫性の法則」とか「バイアス」とかいろんな説明の仕方があります。ようは、前に起きたことと同じようなことがずっと起きるというものです。ずっと「イエス」といったらその次も「イエスと言いたくなる」というものです。

「勝手な思い込み」は脳内セルフトークが原因?

人と話をしている時というのは、自分の中での思い込みが働きます。たとえば、まだ相手が何もいっていないにもかかわらず「きっとこの人はこういうことをいうはずだ」と思って聞いてしまう。そこに合わせて聞くから、相手の発言を正しく聞けてないことが多いのです。こんなときはどうするか。

僕はいつも「健全な自己否定」という言い方をしますが、「もしかしたら人の話をちゃんと聞けていないかもしれないな」と認識すること。

さきほど話した脳内のセルフトークは、普通の会話の7倍と言われています。人間は、常に頭の回転が速いため、人の話を1倍速で聞くためには、忍耐が必要です。

人は脳内でセルフトークしているほうが、速いし楽しいんですよ。でも、それだとコミュニケーションがうまくいきませんよね。

なぜなら、起業するということは仕事をひとりでやっていくわけなので、仕事をする能力そのものと同時に、お客さんや一緒に働く人たちとのコミュニケーションは欠かせません。そのため起業後、僕は「まずは人の話をしっかり聞こう」ということを心がけたのです。

会社員時代「ノー」を言わせない攻めのトーク術

「人の話をしっかりと聞こう」。これを心がけてからは、人間関係がかなり良くなりました。

それまでは、自分の正解を相手に押し付けていました。会社員時代、僕は「ノー」を言わせないためのコミュニケーションをやっていたのです。

たとえば、こんな感じです。

僕:Aさん、来月忙しいですか?

A:忙しくないです。

僕:けっこう空いてそうですね。では、どこかで忘年会をやりましょう。

A:いいですね!

僕:4週目あたりだとどうでしょうか。

こうやって「広いところから狭いところ」に聞いていくと、だんだん「ノー」が言いにくくなるんですよ。今話したみたいに、たとえば「忘年会をやる」ということが目的であれば、「来月」という大きな枠の中で提案し、そのあと徐々に「このあたりはどうですか?」と具体的な日にちを提案していきます。(メルマガ『毎月1000人集客するプロ講演家が教えるコミュニティづくりの秘訣』より一部抜粋)

image by:Shutterstock.com

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