ありそうでなかった!コンタクトレンズを自動着脱できるロボットが開発され来年実用化予定(アメリカ)

ありそうでなかった!コンタクトレンズを自動着脱できるロボットが開発され来年実用化予定(アメリカ)

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  • 更新日:2020/11/22
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Gedesby1989/pixabay

ド近眼の私は中学校時代からコンタクトレンズのお世話になっているので慣れてはいるものの、油断すると正しい位置に入らなかったりするし、効き手の指を怪我すると入れづらかったりとそれなりに手間があった。

簡単に着脱できる装置があればいいのになーと思っていたら、ついにできたようだ。このほど、自身もコンタクトレンズを使用しているの男性が、「着脱に問題がある人の助けになれば」と、自動で着脱できるロボットを開発したのだ。『Local10.com』などが伝えている。

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Miami man invents robot to insert special contact lenses

コンタクトレンズを自動で着脱できる装置

フロリダ州マイアミに住むクレイグ・ハーショフさんは、2000年からフックス角膜内皮ジストロフィーという病を患って以来視力をほとんど失い、過去10年で3回の角膜移植を受けた。

何年にもわたり、視力低下と眼精疲労、視力喪失に苦しんできたハーショフさんは、特殊なコンタクトレンズの装着を余儀なくされている。

だが、年齢と共に小さなレンズの装着が容易ではなくなり、また妻の死以降不安障害を発症し手が震えるために、ますます困難を感じるようになった。

「このままでは、コンタクトレンズを自分で装着することが不可能になってしまう」そう思ったハーショフさんは、音声作動レンズ着脱ロボット『クレア・レンズ・ロボット(Claira Lens Robot)』を開発した。

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image credit: youtube

来年にもFDA認証取得予定、実用化への動き

この音声作動装置は、先端に吸盤カップがついており、それを利用してレンズの挿入と取り外しに必要な適切な力が測定できる仕組みになっている。

動画を見ると、吸盤カップに乗ったコンタクトレンズがゆっくりと眼球に向かって動いている様子がわかる。

実際に装置がコンタクトレンズ越しに眼球に降れる時も、敏感なセンサーが起動して目への接触を検出するため、挿入されたことがわかれば動きが停止する。

ハーショフさんは、メディアの取材で次のように語っている。

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image credit: youtube

この装置の非常にユニークで特別な点は、カメラが取り付けられているためレンズが実際にどこに向かっているか、またどのように配置されるかをしっかりと正確に確認することができるというところです。

使用法はいたってシンプルです。右目にレンズを装着したい時は、左目の焦点をビデオ表示に合わせます。左目で、右目のレンズ挿入のリアルタイムビデオを見ることができるので、ユーザーはいつでもレンズの動きを追跡できます。

つまり、装置は完全に制御されているので、不安や緊張がなく穏やかで安全に着脱できるということです。

私自身、高齢にあたる年齢で、コンタクトレンズ着脱が容易ではなくなってきました。実際にこの装置を高齢者の方々に試してもらったところ、機能性を高く評価され、喜んでもらえました。

いずれこの装置が、手や指先に震えがある人、神経疾患を抱える人、眼に触れることに恐怖感がある人など、多くの人の役に立てればと願っています。

なお、現在この装置はボストンにて臨床試験中であり、その結果に応じて来年早々にでもFDA(アメリカ食品医薬品局)の認証取得となり、実用化されることが期待されているという。

コンタクトレンズを入れるのが怖くて使えないという人もいるようだし、色覚異常を補正してくれるコンタクトレンズも開発中なので、この装置が実用化されれば汎用性は高いかもしれない。

written by Scarlet / edited by parumo

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