久光スプリングスでのデビュー戦となったトルコ代表との親善試合でレシーブするマッケンジー・アダムス（撮影・柿森英典）
バレーボールVリーグ女子1部（V1）の久光スプリングスに加入した新外国人アタッカーのマッケンジー・アダムス（31）がベールを脱いだ。12日に練習拠点のサロンパスアリーナ（佐賀県鳥栖市）で行われたトルコ代表との親善試合に出場。世界ランキング1位の強豪相手に力強いスパイクを披露した。
練習に加わったのが8月末。短期間の調整でコートに立った。速さを生かした得点だけでなく、献身的な守備も目立った。酒井新悟監督（54）は「（役割として）点数を取ってほしい選手。パフォーマンスも良かったし、ディフェンス、サーブレシーブ、攻撃も含めてもっと良くなる可能性がある」と評価した。
「私のエネルギーをチームに」
昨季レギュラーラウンドでチーム最多の614得点をマークしたリセ・ファンヘッケ（今季からトヨタ車体クインシーズ）に代わる得点源としての期待を担う。「私のエネルギー、スピード、オフェンスをチームにもたらしたい」と、マッケンジー・アダムスも自覚十分。10月のVリーグ開幕に向けて、今後はバックアタックやコート内側に切り込んだ攻撃などバリエーションを増やしながら、精度を上げていく。
プエルトリコ、ドイツ、イタリア、トルコの各クラブでプレーするなど経験豊富。キャプテンの大竹里歩（29）が「コミュニケーションも取ってくれますし、やりやすい」と感謝するなどチームにも溶け込んでいる。愛称の「マック」も定着。昨季最優秀新人賞の中島咲愛（24）をはじめ若手アタッカー陣にも良い刺激を与えながら、コートを駆ける。（西口憲一）
次ページ トルコ戦を終えて、公式Xでのコメント
#マッケンジーアダムス 選手
明らかにトルコはとても強いチーム。チームに合流して2週間。短い期間ですが、一緒にいい試合ができたと思う。これからまたチームとして活動していくので、短い期間の中ではいい試合ができたと思う。 pic.twitter.com/RXUnvPgc0B
— 【公式】久光スプリングス (@springsofficia1)
September 12, 2023
from Twitter
次ページ マックの写真をもっと！
トルコ代表戦で、息の合ったプレーを見せたマッケンジー・アダムス（撮影・柿森英典）
トルコ代表との親善試合でベールを脱いだ久光スプリングスのマッケンジー・アダムス（背番号16）。左は中川美柚（撮影・柿森英典）
トルコ代表との親善試合で得点し、平山詩嫣（背番号8）と手を合わせるマッケンジー・アダムス（撮影・柿森英典）
西スポWEB OTTO!
