
厚生労働省によると、全国でコインランドリーの数は、増加傾向にあり、2013年の時点で1万6000店舗を超えている。それに伴い、コインランドリーのサービス競争が激化。ユニークなシステムを取り入れるなど、各店舗で客を呼び込む工夫が行われている。
5月も半ばになり、もうすぐ梅雨入り。
湿気が多くなって洗濯物の乾燥に頭を悩ませるのがこの時期。
こうした中、頼りたくなるのがコインランドリー。
厚生労働省によると、全国でコインランドリーの数は、増加傾向にあり、2013年の時点で1万6000店舗を超えている。
それに伴い、コインランドリーのサービス競争が激化。
ユニークなシステムを取り入れるなどして、各店舗で客を呼び込む工夫が行われている。
4月末、米子市にオープンしたばかりの「コインランドリーレインボーウィング」。
記者:「こちらでは洗濯が終わるのを待つ間に、かわいらしいケーキを味わうことができるんです。」
施設内に米子市でカフェなどを営む「レクラン」を誘致。
洗濯の待ち時間に手作りのシフォンケーキやチュロスなどのスイーツでほっと一息つくことができる。
客:「おしゃれな雰囲気で利用しやすいです。」
レクラン 安田翔夏さん:「洗濯待ち時間に利用してくれる人が増えて、そういう風にお店を知ってもらえてうれしいです。」
他にも、洗濯物を持ち運ぶ際にはこんな気配りが・・・
記者リポート:「あいにくの雨なんですが、屋根付きの駐車スペースからは濡れずに洗濯物を運ぶことができます。」
車3台が止められる屋根付き駐車場を設置。
雨の日でも快適にコインランドリーを利用することができる。
また2次元コードを読み込むと、リアルタイムで洗濯機の空き状況が確認できるなど、利用者の使いやすさを追及したシステムを導入。
オープンから2週間でおよそ170人が利用したという。
客:「今は家の用事をしてきたんですけど、ひとりだったら待ち時間ここで過ごせるなと思って、また利用したいなと思っています。」
コインランドリーを運営する パイプフレンド 谷口由香里さん:「カフェも併設してるので、ゆっくり過ごしていただけますし、梅雨の時期になりますので、多くのお客様にご利用頂けたらなと思います。」
進化し続けるコインランドリー。
カフェの併設や最新のシステム導入によってより快適な空間が生まれている。