[北京 19日 ロイター] - 欧州委員会のヨウロバー副委員長(価値観・透明性担当)は19日、中国のデータ関連法について、透明性の欠如や手続きにかかる期間の長さなどを欧州連合(EU)企業は懸念していると指摘した。

欧州委員会のヨウロバー副委員長(価値観・透明性担当)は19日、中国のデータ関連法について、透明性の欠如や手続きにかかる期間の長さなどを欧州連合(EU)企業は懸念していると指摘した。写真はEU・中国ハイレベル経済対話の際、掲げられたEU旗と中国の国旗。北京で2018年撮影。(2023年 ロイター/Jason Lee/File photos)
中国は7月に反スパイ法を拡大した。定義を示さずに国家の安全と利益に関わる情報の提供を禁止したほか、スパイ行為の定義に国家機関や重要インフラへのサイバー攻撃も含めた。
こうした中、EUと中国は18日、ハイレベルのデジタル対話を3年ぶりに実施。共同議長を務めたヨウロバー氏はこれを受けて記者会見を開き、重要データなどの定義がなく、法に抵触する可能性がある行為や手続き完了にかかる期間も明確でないのは問題だと指摘した。
その上で「EU企業が法律を理解し、違反を回避できるよう支援するため、何らかの情報リンクを構築する案を中国当局側に提示する方針だ」と述べた。