
"生まれて1カ月ほどが経ったひな(右)=うみがたり提供"
新潟県の上越市立水族博物館「うみがたり」でこの春、マゼランペンギンのひなが17羽生まれ、すくすくと育っている。開館4周年を迎える26日に合わせ、国内最多の120羽超を飼育する同館ならではのイベントも目白押しだ。
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3月27日の今年初産卵から繁殖シーズンに入り、5月上旬に最初の孵化(ふか)を確認。6月上旬までの約1カ月間で昨年より12羽多い17羽が次々と誕生した。中には生まれてから1カ月を過ぎ、弱々しかった鳴き声がすっかり力強くなってきたひなも。巣箱から時折出てきては親鳥に餌をねだるなどしているという。担当者は「様々な成長過程のひなを温かく見守っていただければ」と話す。