水上村長パワハラ疑惑 損害賠償を求めた裁判始まる【熊本】

水上村長パワハラ疑惑 損害賠償を求めた裁判始まる【熊本】

  • RKK熊本放送
  • 更新日:2021/09/15

水上村長によるパワーハラスメントはあったのか。

公用車の運転手だった職員が、精神的苦痛を受けたとして、村長と村に対し損害賠償を求めた裁判が熊本地方裁判所で始まりました。

「俺があんたば使いよるとよ。月曜日からお前を使わない。お前をね。謹慎にするね」(中嶽村長とみられる音声)

これは去年2月、水上村の中嶽弘継村長が公用車の中で、運転手をしていた50代の男性職員を叱責した時のものとみられています。

男性職員は、車内でマスクを着用していたことで「懲戒にする」と脅されるなど、度重なるパワハラを受け精神的苦痛を与えられたとして、中嶽村長と水上村に対しあわせておよそ530万円の損害賠償を求めています。

これに対し中嶽村長は、パワハラを否定したうえで、次のように書面でコメントしています。

「私のほうに誤解を招くような言動があれば、これを改めるにやぶさかではありません」

今回、司法の場に救済を求めた男性職員は、去年4月にうつ病と診断され、1年以上たった今も休職している状況です。

今年6月に開いた会見では、声を震わせながらこう訴えていました。

「私のようなこういう被害者が、もう2度と出てはならない」(男性職員)

そして迎えた15日の初公判。

原告の男性職員は、再びカメラの前に立ちました。

「今後の水上村や、水上村で働く職員のためにも全身全霊をもってこの裁判に臨む所存です」(男性職員)

15日の裁判では、原告側と被告側の双方による意見陳述が行われました。

「明日もまたパワハラを受けるかもしれないという不安と恐怖から、夜も眠れなくなった」(男性職員)

「原告が主張するようなパワハラ行為はいっさい認められず、請求を棄却するようお願いする」(中嶽村長の代理人弁護士)

中嶽村長側は、改めてパワハラを否定しました。

人口2000人余りの村で、何が起きているのでしょうか。

熊本放送

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