大相撲初場所は14日、東京・両国国技館で5日目を迎え、綱獲りが絶望的となった大関・貴景勝は琴勝峰と対戦。突き落としで下し、待望の初白星をつかんだ。

<初場所・5日目>琴勝峰を破りようやく初日が出た貴景勝は安堵の表情で懸賞を手にする(撮影・村上 大輔)
カド番大関の朝乃山は栃ノ心を一気の攻めで寄り切って完勝。今場所初の連勝で白星先行となった。同じくカド番大関の正代は宝富士を寄り切りで下して4勝1敗となった。
大関復帰を目指す関脇・照ノ富士は北勝富士を押し出しで下して3勝目を挙げた。
このほかに、平幕では28場所ぶりに幕内復帰した35歳の明瀬山が豊昇龍を寄り切りで破って5連勝。明生が徳勝龍を寄り切りで、大栄翔が高安を押し出しで下して、それぞれ全勝をキープした。