朝乃山と同行スポニチ記者は諭旨解雇処分「著しく記者倫理に反する」

朝乃山と同行スポニチ記者は諭旨解雇処分「著しく記者倫理に反する」

  • 日刊スポーツ
  • 更新日:2021/06/12
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朝乃山(21年5月撮影)

スポーツニッポン新聞社は11日、大相撲の大関朝乃山(27=高砂)と同行して不要不急の外出を行い、日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反した元記者を、10日付で諭旨解雇処分としたことを発表した。

スポーツニッポン新聞社によると、当該記者は朝乃山に同行して協会のガイドラインに違反して飲酒、接待を伴う飲食店に行くなどした上、週刊誌報道を受けた社内調査に虚偽の申し立てをしたという。さらに事実を隠蔽(いんぺい)しようと、朝乃山に口裏合わせを提案したと発表した。

元記者の監督責任として所属部長を減給処分、さらに監督責任を負う河野俊史代表取締役社長と石井真人常務取締役編集担当が役員報酬20%(1カ月)、上司である田村智雄執行役員東京本社編集局長が30%(同)をそれぞれ返上するとした。

スポーツニッポン新聞社は自社ホームページで「元記者の一連の行動が著しく記者倫理に反するだけでなく新型コロナウイルス感染防止の観点からも不適切な行動だったと判断しました。元記者は朝乃山関よりも年長者であり、規則順守を助言する立場にありながら正反対の行動を取った事実も重くみました」と掲載した。

今後に向けては「スポーツニッポン新聞社として記者教育が十分ではなく、コンプライアンス意識が全社に浸透していなかったと言わざるを得ません。その結果、読者の皆さまの信頼を失ったばかりか、日本相撲協会並びに大相撲ファンに多大なご迷惑をお掛けしたことを心より謝罪いたします。今後は2度とこのような不祥事を起こさないよう、取材コンプライアンスや、新型コロナウイルス感染予防策の徹底を行います」とコメントした。

朝乃山はこの日の臨時理事会で、出場停止6場所と6カ月50%の報酬減額の懲戒処分を受けた。

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