コロナ感染者、対策遅れると福岡で1日1.3万人 長崎大教授ら試算

コロナ感染者、対策遅れると福岡で1日1.3万人 長崎大教授ら試算

  • 毎日新聞
  • 更新日:2022/01/14
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国立感染症研究所が分離した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真=同研究所提供

長崎大の有吉紅也(こうや)教授(臨床疫学)らでつくる研究グループは14日、新型コロナウイルスの感染対策が遅れた場合、新規感染者数が2月初めには福岡県で1日当たり1万3000人、長崎県で同3000人を超える恐れがあるとするシミュレーション結果を発表した。有吉教授は「今回は感染の拡大速度が極めて速い。今の基準で対策を取っていたら手遅れになる」と警鐘を鳴らす。

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グループは変異株「オミクロン株」の感染力をデルタ株の2倍と仮定。福岡県や住民が緊急事態宣言並みの対策をすぐ取って人と人の接触機会を7割減らせれば、1日当たりの新規感染者数のピークは1月下旬の2200人超にとどまる。しかし、20日まで対策を取らなければ1万3000人を超え、感染「第5波」の時の10倍を上回るという。

長崎県では緊急事態宣言並みの対策をすぐ取ればピークで1日当たり500人弱だが、対策が遅れればその6倍以上になる恐れがあるという。有吉教授は「これまで以上に対策の遅れによる影響は大きい。仮に重症化率が10分の1だとしても感染者数が10倍になれば同じだ」と強調した。【比嘉洋】

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