★5月の天体イベント★ 日本全国で皆既月食!流星群の出現も

★5月の天体イベント★ 日本全国で皆既月食!流星群の出現も

  • ウェザーニュース
  • 更新日:2021/05/02
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2021/05/01 13:47 ウェザーニュース

5月は天体イベントが盛りだくさんです!月の前半にはみずがめ座η流星群が出現し、後半には皆既月食があります。月と惑星の接近もありますので、5月は星空に注目です。

月が土星と木星に接近

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5月3日から6日 3時30分頃 南東の空 (東京)

5月は深夜から土星と木星が空に昇ってきます。少しずつ空に昇る時間が早くなってきており、観測しやすくなってきました。木星は約マイナス2等の明るさで輝く一方で、土星は約1等と木星より明るさは控えめですが、十分に肉眼で楽しむことができます。

5月3日(月)から6日(木)にかけては、月が少しずつ欠けながら土星と木星の近くを通り過ぎていきます。月は4日(火)には土星と、5日(水)には木星と最接近します。夜更かしをするか、早起きをして、月と2つの惑星の接近をお楽しみください。

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5月31日から6月6日 3時頃 南から南東の空 (東京)

5月31日(月)~6月2日(水)にかけては、再び月が土星と木星に接近します。5月前半に月・土星・木星の競演を見逃した方は、こちらでお楽しみください!

この次に接近するのは、6月28日(月)から29日(火)になります。

みずがめ座η(エータ)流星群

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5月6日 4時頃 南東の空 (東京)

5月6日(木)、みずがめ座η(エータ)流星群の活動が極大を迎えます。極大時刻は6日(木)午前11時頃と予測されているため、6日(木)未明から明け方が一番の見頃となります。なお。放射点は1時頃に空に昇ってきます。

この流星群は毎年ゴールデンウィークの終わり頃に出現し、流星の速度が速いのが特徴です。

一番の見頃となる6日(木)未明から明け方は、放射点の近くで下弦過ぎの月が輝きます。流星は射点を中心に四方八方に流れるため、月のない放射点から離れた方向の空を広く眺めて、流星観測をお楽しみください。

細い月と金星が接近

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5月13日 日の入り30分後 西北西(東京)

5月は日が沈んだ後の西北西の空に、明るい金星の姿を見ることができ、少し上の位置では水星も輝きます。日が沈んでから約1時間で金星も沈むため、なるべく早い時間帯に、西北西の方角が開けた場所から金星を探してみてください。

5月13日(木)には、前日に新月を迎えた細い月が金星と接近します。観測できる時間は短いため、タイミングを逃さずお楽しみください。

次回、月と金星が接近するのは6月12日(土)です。

日本全国でスーパームーン皆既月食

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月の動きと月食の時間(東京)

5月26日(水)夜、日本全国で「皆既月食」が起こります。日本全国で見られるのは2018年1月31日以来で、約3年ぶりです。

皆既月食は、月が地球の影に完全に隠されて、赤黒く変色した満月が見られる天体ショーです。

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5月26日の満月は、2021年で地球に最も近い満月でもあります。地球に最も近い位置で起こる満月は、最も遠くで起こる満月と比べて、視直径が約14パーセント大きく、約30パーセント明るく見えます。なお、2021年で最も遠い満月は12月19日です。

最近では大きく見える満月に対して「スーパームーン」などの名称もよく聞くようになりました。今回の皆既月食は、より特別な「スーパームーン皆既月食」となります。

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月食に対して月が昇るタイミング

皆既食は全国で見ることができますが、北海道西部や東北西部、中部西部、西日本では部分食が始まるタイミングでは、まだ月は空に昇ってきません。月が欠け始めている状態で昇ってくる「月出帯食」となります。

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代表地点の月の出時刻と月食の時間

部分食を最初から見られるのは、北海道東部や東北東部、関東、中部東部の一部エリアになります。

5月の満月はフラワームーン

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5月は26日(水)20時14分に満月を迎えます。

アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。5月は、多くの花が咲くことにちなんで「フラワームーン」という名前がつけられたと言われています。

水星と金星が大接近

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月末 日の入り30分後の西北西の空(東京)

5月は17日(月)に水星が東方最大離角を迎えます。東京では5日から26日の比較的長い期間、日の入り30分後の水星の高度は10度を超える見込みです。普段よりも見つけやすく、水星を楽しむ今年一番のチャンスとなります。

水星の側では金星も輝き、29日(土)には水星と金星が大接近します。明るい金星を目印にして、水星も探してみてください。

両者は日が沈んだあとに低空で見ることができるため、西北西の方角が開けた場所からの観測がおすすめです。空がまだほのかに明るいうちは、水星を見つけるのは大変かもしれません。双眼鏡を使うと、より探しやすくなります。

参考資料など

『天文年鑑(2021)』誠文堂新光社
『月刊星ナビ』アストロアーツ
国立天文台「ほしぞら情報」https://www.nao.ac.jp/astro/sky/

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