
3日夜、札幌市清田区の公園で、15歳の少年に対して集団でけがをさせたとして、15歳から18歳の男5人が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、いずれも札幌市内に住む、とび職や板金工ら高校生2人を含む15歳から18歳の男5人です。
5人は、3日午後8時ごろ、札幌市清田区に住む15歳のとび職の少年を公園に呼び出し、バリカンを使って無理やり髪を刈った後、顔や腹を殴ったり、体を地面に投げつけたりするなどして、肋骨を折るなどの全治1か月の重傷を負わせた疑いが持たれています。
警察によりますと、少年に対する暴行は30分間に及び、5人が代わる代わる暴行を加えていて、少年がすきを見て近くの飲食店に駆け込み、店員を通じて警察に通報したということです。
調べに対して、5人は全員「間違いありません」などと供述し、容疑を認めているということです。
被害にあった少年は、5人とトラブルを抱えていたということで、当時、公園には逮捕された5人のほかに、知人らが複数集まっていたということです。
警察は、トラブルの原因や事件の経緯を捜査しています。
HBC北海道放送