初めての土地、浜松での子育て

初めての土地、浜松での子育て

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  • 更新日:2023/09/19

大雨で仕事帰りの新幹線がとまってしまった。
そんな中でnoteを書いてみよう!

浜松での子育ては
浜松のとこを何も知らないまま始まった。

引っ越してきたのは臨月のころ。
夫がジュビロ磐田へ移籍を決めて、
大急ぎで住む場所を探した。
引越したのは予定日のおよそ3週間前。
そこから夫はキャンプへ。
私は東京の産院で産む為、
産まれるまで実家に2週間ほどお世話になった。
そして退院し、すぐに浜松に戻った。

駅前にはデパートもあるしなんとかなりそう!
くらいの調査しかできなかった。
産後1ヶ月は家に籠りっきり。
生まれたての息子を抱っこしながら窓の外を眺めていた。
この街には何があるのかなー。
夜になると人はほとんど歩いてないんだなー。
友だちはできるだろうか。
楽しい生活になるといいなー。

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まだ小さな息子とパジャマでゴロゴロ

東京忙しない生活に慣れていた私は
浜松の人々の余裕さに驚いた!!!
息子と歩いていたら微笑みかけてくれるし
泣いて寝転んでいても嫌な顔をしてくる人はいない。
老若男女問わず「かわいい」と声をかけてくれる。
その度にとっても嬉しい気持ちになる。
「ありがとうございます」とだけ答えるけれど
内心は「ふふふ。かわいいんです。ありがとうございます♡」とめちゃくちゃ喜んでいる。
親ばかです。

ある日エレベーターで息子が泣きじゃくった。
他の方も乗っていて私は焦っていた。
すると
「あーその泣き声最高!かわいい!」
と一緒に乗り合わせた女性が言ってくれたのだ。
どんなにその言葉に救われたか。
「うるさいな!静かにして!」なんて
口には出さなくても思われるかと
焦っていたのにそれをかわいいと言ってくれた。
こんな人になりたいと思った。

時々家族で東京へ行くと人が多くて
どこへ向かうか分からない息子を
歩かせることは困難だし、
ベビーカーで移動しているとエレベーターには
既に人がたくさん乗って行って見送ることもよくある。
電車や地下鉄の乗り換えは子連れだとこんなに時間がかかるのかと初めて知った。

もちろん東京は魅力的な都市だけど
浜松では感じる事のない大変さが至る所にある。

先日品川から浜松への仕事帰り
隣の席には一歳の男の子とお母さんがいた。
私は顔が丸いからか子どもが懐いてくれることが多いのだけど、この日も男の子が懐いてくれてお母さんとも少し話をした。
浜松出身で今は東京で暮らしていて、
久しぶりの里帰りなのだそう。
「子どもが遊べる場所でおすすめありますか?」
など質問されて
私はいくつかお気に入りの場所を伝えた。
浜松のおすすめを伝えてるなんて何だか不思議な感覚。
それくらい私は浜松に馴染んできた。
しかも私が新幹線で知らない人と話したり、
子どもをあやしたりするなんて!
少しだけ浜松の人の余裕が私の中にもやってきている気がした。

仕事帰り東京から帰ってくると
「あー帰ってきたー」と
すっかりここが落ち着く場所になっている。

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今ではお気に入りの場所になった浜松城公園に初めて行った日

自然が豊かだったり、
お魚や野菜が美味しかったりするところも
浜松の魅力だけど
何よりも私は浜松に暮らす“人”が好き。

初めての子育ては本当に余裕もなく大変だけど、
人に助けられている。本当に。
子育てスタートが浜松でよかった!!
(もちろん東京も好きです)

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久冨慶子

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テレビ朝日アナウンサー2歳の男の子のママ静岡県浜松市→東京都六本木へ新幹線通勤🚅https://instagram.com/keiko0hisatomi?igshid=MmIzYWVlNDQ5Yg==

久冨慶子

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