前回は愛媛県歴史文化博物館に到着し、ジオラマ三昧で最高だった。
https://note.com/tuki15ikiro/n/na85161e9b84c
では引き続き博物館を見ていこう。


時代は大正時代に切り替わり、1923年の伊予鉄道の電車が再現されていた。


なんだかちょっと函館のハイカラ号(https://note.com/tuki15ikiro/n/n9cfa4993e862)を思い出すレトロ感だ。
そしてこのあたりから町再現ゾーンが始まる。

写真館
大大阪の再現ゾーン(https://note.com/tuki15ikiro/n/nb6f055754b96)でも良いなあと思った再現ゾーンだが、やっぱりタイムスリップしたみたいで見ていて楽しい。

菓子店


昔のチョコレートでかい

うどん屋(亀屋)


薬屋



酔っ払い

おもちゃ屋


昔の住宅

いやはや素晴らしいタイムスリップゾーンだった。
全部の博物館にこういうゾーンがあったら良いな。

これは……牛鬼!!
宇和民具館(https://note.com/tuki15ikiro/n/n9612d869cf10)で見たものとはまた違った顔の造形だ。
しかしこうして実物を見ると、威圧感がすごい。

でっかい

馬のようだ
説明によると、牛鬼は家に首を突っ込んで悪魔祓いをするらしい。
この首の長い造形にはそういう意味もあったのか。
しかし日本なのに『悪魔祓い』って……とか思ってたら、『悪魔』は神道でも普通に使うような概念だったらしい。
西洋のエクソシストなイメージしかなかった自分の知識を修正しよう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E9%AD%94%E6%89%95%E3%81%84

そして最後を飾るのは新居浜市久保田太鼓台。
神輿にしかみえないが、太鼓台というのはどういうことかというと……?

なんと中心に太鼓を格納しているのだ。
これはなかなか斬新な構造だ。
・・・
(でもどうやって鳴らすんだろう?)

装飾も素晴らしい細かさ

そして気づけばもう17時。
そろそろ博物館をあとにしよう。

もうレストランもミュージアムショップも閉まっていた。
ちょっとだけ残念に思いつつも、一日で四か所も博物館系スポットを巡れたのだから良しとする。


しかしこの建物、なんだかすごく良い雰囲気を感じるのだ。
設計者は誰なんだろう……?
調べてみると、日建設計の大谷弘明氏によるものらしい。
なんと愛媛県美術館や京都のザ・リッツ・カールトン、キーエンス本社も手掛けていたすごい人だった。
通りで感じるものがあったわけだ。

そんなわけで、博物館の中も外も楽しめた愛媛県歴史文化博物館。
とても楽しませてもらった。
急な思いつきで来た卯之町だったが、思った以上の大満足で本当に来てよかったなと思う。
やっぱり旅行は楽しいな……!
満足しつつ、次回へ続く!
https://note.com/tuki15ikiro/n/n13c2705b4fd5
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