◇パ・リーグ ソフトバンクー日本ハム(2021年4月6日 札幌ドーム)

<日・ソ>初回1死二塁、先制適時打を放つ柳田(撮影・高橋 茂夫)
6日の日本ハム―ソフトバンクで珍しいプレーが起こった。
5-0の7回無死一塁。柳田がレフトに放った打球がレフトフェンス最上部に直撃。これを、三塁塁審が手を回し本塁打の判定。この判定を見た柳田はスピードを緩め二塁に向かった。
しかし、本塁打ではないと判断した左翼の松本はクッションボールを素早く処理し三塁へ送球。三塁の野村は二塁に送球し、柳田を一、二塁間で挟みこみ、アウトにした。
このプレーに審判団がマウンドに集まり、リプレー検証で打球を確認。結果はフェンス最上部に当たっており本塁打ではなかった。協議を終えた審判団から本塁打ではなく二塁打と宣告され、無死二、三塁で試合が再開された。