歩道にカフェやベンチも設置可能に...まちのにぎわい”つなぐ”「ほこみち」プロジェクトが始動【長崎】

歩道にカフェやベンチも設置可能に...まちのにぎわい”つなぐ”「ほこみち」プロジェクトが始動【長崎】

  • KTNテレビ長崎
  • 更新日:2023/11/21
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テレビ長崎

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キッチンカーやカフェテラス、ベンチの設置などまち歩きを楽しめる「ほこみち」を、長崎市の旧市役所通りに作ろうというプロジェクトが始まりました。

「ほこみち」に指定されたのは県庁跡地から長崎市役所跡地です。歩道の一部を使ってイベントなどを自由に開催しやすくなります。

国交省は道路使用の規制を緩めた「歩行者利便増進道路」=「ほこみち」制度を作り、今年4月、県内で初めて長崎市の国道34号の桜町から万才町の間を指定しました。

「ほこみち」に指定された歩道は「居心地がよく歩きたくなる」空間を作ることを目指し、キッチンカーやカフェテラスの出店のほか、ベンチや街灯、看板などの設置基準が緩和されます。

5月現在で全国44自治体の199路線が指定されています。

長崎市の国道34号は人口減少や市役所・県庁の移転に伴って自動車の交通量が減少向で近くの江戸町商店街でも歩行者は減っています。

一方で 国道34号には再開発が進む長崎駅周辺と浜町のエリアを結ぶ“都市部のポンプ”としての役割はますます大きくなっています。

初会合が行われた「ほこみち長崎未来検討委員会」では、都市計画の専門家のほか行政、自治会の代表がほこみちの仕組みについて説明を受けました。

新興善地区連合自治会の中川進吾会長は「運用するときは子どもたち孫たちの世代になってくる。彼らがどう使うかが1番問題だろう。ここに人を呼び込むためのアクセス(交通手段)も必要じゃないかと」

長崎河川国道事務所は数年後には整備を始められるよう、今年度中に地域住民や観光客に聞き取りを行いたいとしています。

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