
写真:ファーディナンド氏のイタリア料理レストラン『ロッソ』が閉店 ⓒGetty Images
イギリス・マンチェスターの中心部にある元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏が経営するイタリア料理レストラン『ロッソ』が完全閉店した。
現役時代、マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表の最終ラインを支えたファーディナンド氏。引退後は解説者を務めるかたわらで、現役時代の2009年に投資家らとともにオープンさせたレストラン経営にも力を入れていた。
本格的なイタリア料理を提供してきた『ロッソ』には、マンチェスター・ユナイテッドの選手のほか、イギリスのボーイズ・バンド『ワン・ダイレクション』のハリー・スタイルズ氏やリアム・ペイン氏、イングランド人プロボクサーのトミー・フューリー氏といった著名人も数多く来店。また、かつて元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏が浮気をした際、相手となった高級売春婦のジェニー・トンプソン嬢と対面していた“現場”にもなった。
さらに、顔馴染みはマンチェスター・ユナイテッドのライバルであるマンチェスター・シティにもいたようだ。イギリス紙『デイリー・メール』によると、“シチズンズ”のノルウェー代表FWアーリン・ハーランドは、直近で『ロッソ』を訪れたスター選手の一人であり、「1,100ポンド(約20万円)の服を着て豪華な食事を楽しんだ」模様だ。
マンチェスターの社交場の象徴として栄えた『ロッソ』の突然の閉店――。現在のところ、ファーディナンド氏は閉店についてコメントをしていない。