SNSのアカウントは、その人の顔と言ってもいいだろう。それほど大切なアカウントが乗っ取られてしまうのは、とても悲しいことである。
■「アカウント乗っ取られた」1割程度
しらべぇ編集部では全国10〜60代のSNSユーザーの男女888名を対象に調査したところ、全体の12.2%が「SNSアカウントを不正に乗っ取られた経験がある」と回答した。

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■アプリ連携機能を利用
性年代別では、男女ともに10代が一番高い割合になっている。

Twitterではアプリ連携機能を利用して、乗っ取りをされるケースも多い。
「Twitterで、身に覚えのない投稿がされていてびっくりしたことがある。診断系のコンテンツを使用したのが原因みたいで、アプリ連携を解除すると解決した」(10代・男性)
「Twitterにある心理テストとかおもしろいからやっていたら、知らないうちに宣伝のツイートをされていた。そのようなサービスは怖くなり、使わなくなっている」(10代・女性)
■芸能人の乗っ取りは
芸能人のアカウントの乗っ取りは、信じていない人も多いようだ。
「アイドルが投稿ミスしたときとかに、事務所が『アカウントが乗っ取られた』とのアナウンスをすることがある。明らかにミスを隠すためで、乗っ取りは嘘だと思う」(20代・男性)
「芸能人のアカウントの乗っ取りがよくあるけれど、いつも少し疑っている。ツイートの炎上を収集させるために、乗っ取りとしているケースもある気がする」(30代・女性)
■乗っ取り防止のために
アカウントの乗っ取りを防止するために、注意している人もいるだろう。
「これまでアカウントの乗っ取りはされたことがないけれど、警戒心はもっている。パスワードを使い回さないなど、基本的な対策しかしていないけれど」(30代・男性)
「診断系のもので乗っ取られた人を何人も知っているので、利用しないようにしている。大丈夫なサイトもあるけれど、私には見分けがつかないので」(20代・女性)
アカウントの乗っ取りには、注意したいものである。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
【調査概要】方法:インターネットリサーチ「Qzoo」調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)