《身長より低い》浸水注意!?東京都内の「最も低い高さ制限」は何m?

《身長より低い》浸水注意!?東京都内の「最も低い高さ制限」は何m?

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  • 更新日:2022/09/23

街には様々な道路標識があふれています。中でも、地上からの高さを示している「高さ制限」標識は、鉄橋の高架下などでよく見かけることがあります。そこで、実際に最も低い高さ制限は何mなのか、一般的な乗用車の高さなどと比較・検証してみました。

東京都内の「最も低い高さ制限」は何m?

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高さ制限2.9mの道路の例

筆者が調べたところでは、東京都内で最も低い高さ制限は港区にある「高輪橋架道橋下区道(高輪地区と芝浦港南地区を結ぶ線路下の区道)」であることがわかりました。しかし、現在では工事によって車両通行止めとなっています。実際に現場で確認してみると、標識などはすでに撤去されていました。

この場所にはかつて、1.5mというかなり低い高さ制限の鉄道高架下の道路がありました。タクシーの屋根についている提灯が高さギリギリになることも多く、なかには提灯が当たって通行できないケースもあったといいます。

筆者自身も数年前この場所で1998年式のジムニー(軽自動車)で通行しようとしましたが、車高が1.5m以上あり、引き返した経験があります。

港区の担当者に話を聞くと、「令和2年からトンネルを新設するため、第二東西連絡道路整備工事を行っており、高輪橋架道橋下区道は車両通行止めにしています。」とのこと。

これまでも車の天井部分が高架に接触する事故が発生していたため、より通行しやすい道路に整備し直すようです。

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高さ制限1.7mの道路の例

そのほかにも、都内では大田区や江東区などに1.6~1.7mほどの高さ制限道路が存在しています。

セダンや背の高くない軽自動車であれば問題なく通行できる高さではありますが、実際には2mほどの高さ制限の道路でも屋根がぶつかってしまうのではないかと思うほどの圧迫感があり、慎重に通行する必要があります。

1.5mってどのクルマなら通れるのか調べてみた

筆者の住んでいる近くにも、高さ制限3.2mの高架下道路がありますが、それでも圧迫感を感じます。

一般的な車の高さはどれくらいなのか、街でよく見かけるセダン、軽自動車(ハイトール)、ミニバン、SUV、宅配トラック(2t)、大型トラック(20t)などを調べてみました。

●セダン「ホンダ シビック」:全高1,415mm

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●軽自動車「日産 サクラ」:全高1,655mm

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●ミニバン「ホンダ ステップワゴン」:全高1,840mm

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●SUV「日産 エクストレイル」:全高1,720mm

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●宅配トラック「日野 デュトロ」:全高1,980mm(標準デッキ部分)

●大型トラック「いすゞ ギガ」:全高3,180mm

こうして見てみると、上記にピックアップした車種の中で最も低いホンダ シビックであっても、1,400mmほどあります。ミニバンや軽自動車の場合、1.5mの高さ制限がある道路では通行できません。

機械式駐車場の高さ制限が1,500mmくらいのところが多いため、かつてはセダンやワゴンなどは1,500mmを超えないように設計されていたこともありましたが、現在では、デザインや車内の居住空間を優先する傾向にあり、多くの車種で全高1,500mmを超えています。

比較的全高が低いとされているスポーツカーであっても、全高は1,200mm前後です。筆者の調べでは、最も全高が低かった車種は全高1,180mmのホンダ S660。これは成人男性の座高とほぼ変わらない高さです。

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ホンダ S660

これを踏まえると、東京都内で最も低い高さ制限1.5mの場所を通れる車は、一部のスポーツカーを除いて、今やほとんどないといってよいでしょう。

低い高さ制限のある道路に差し掛かった場合、少しでも不安があれば無理して通行しないようにしてください。遠回りになったとしても、高さ制限のない、接触の危険性のない道路を通行するようにしましょう。

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室井大和

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