来場者騒然のサプライズゲストも! 『ANIMAX MUSIX 2022 Part2』レポート 「確信した! アニメ! 音楽! ライブ! 絶対無くならない!」 熱い盛り上がりが見せたアニソンライブの未来への希望

来場者騒然のサプライズゲストも! 『ANIMAX MUSIX 2022 Part2』レポート 「確信した! アニメ! 音楽! ライブ! 絶対無くならない!」 熱い盛り上がりが見せたアニソンライブの未来への希望

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  • 更新日:2022/11/25
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『ANIMAX MUSIX 2022 Part2』2022.11.19(SAT)横浜アリーナ

今年で初開催から13年目を迎え、大型アニソンフェスの定番として人気を博す「ANIMAX MUSIX」。今年は11月19日に横浜アリーナでの午前・午後の二部構成での開催となり、どちらにも多くのアーティストが参加して熱いパフォーマンスを繰り広げた。午前開催のPART1のレポートに続いて、熱い盛り上がりを締めくくった夕方スタートのPART2からレポートをお送りしよう。

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■午後の部はスタートからアクセル全開の熱いステージが連発!

16時半の開場と同時に、場内は多くのアニソンファンで埋まっていく。司会の田口尚平アナウンサーの前説で聞いたところ、PART1から連続参加しているファンもかなりの数がいたようだ。スクリーンには午前のPART1を受けての新たなバックステージトークが流れ、開演直前にはアニマックスとTikTokがコラボレーションした「アニメミュージックオーディション with ANIMAX MUSIX」の優勝者・Sekiyaさんによる「創世のアクエリオン」(TVアニメ『創世のアクエリオン』)のライブも披露されて、本番へ向けての熱はどんどん高まっていった。そして出演アーティストの登場&あいさつを経て、いよいよライブパートの幕が上がった。

【GRANRODEO】

真っ赤なコンサートライトの輝きで染まる場内に、いきなり叩きつけるような激しく力強い演奏とボーカルが響き渡り、トップバッターを務めるGRANRODEOが登場。一曲目の「愛のWarrior」(ゲーム『アンジェリーク 魔恋の六騎士』)を激しいギターサウンドとロングシャウトが印象的なパワフルなボーカルで唄い上げ、場内の空気を一気に自分達の色へと染め上げていった。

「言いたいコトはわかる、二部待ってたな? みなさんの心の声聞こえてます!」

トップバッターに相応しい爆音でのステージを終え、スタートからハイテンションで盛り上がってくれたファンをねぎらうようなあいさつを送るGRANRODEOの二人。

「次の曲は「うまぴょい伝説」を…やりたいのは山々ですが」と笑いを取ったり、ウマ繋がりでKISHOWが翌日開催の中央競馬・マイルチャンピオンシップの予想を披露したりしながら、二曲目の「慟哭ノ雨」(TVアニメ『恋する天使アンジェリーク.かがやきの明日.』)へ。スポットライトが力強い歌声を放つKISHOWの姿を照らす中、一曲目同様の爆音演奏とボーカルが場内を震わせた。

そしてラストは、背後からのスポットライトがGRANRODEOをシルエットで浮かび上がらせる中、TVアニメ『黒子のバスケ』第3期のOPアニメに乗せて「Punky Funky Love」がスタート。二人はステージを離れ、近くで熱気を共有しようとスタンド席前の通路を練り歩きながらファンの目の前でボーカルとギターを披露する。そしてクライマックスでは、KISHOWがランウェイを全力疾走してステージに戻ってラストを決める。

「あとのみんな、よろしく!」

最高のパフォーマンスで会場に熱を入れまくったGRANRODEOは、続くアーティスト達にステージを託して、ファンの声なき大声援を受けながら引き上げていった。

【なすお☆×Lyrical Lily】

「あのアーティストに大好きな曲を歌って欲しい」

「このアーティスト達のコラボを観たい!」

そんなファンからのリクエストを募ってカバー&コラボを決定する名物企画「FAN SELECTION」、PART2ではライブ序盤に早くも登場。一曲目は【なすお☆×Lyrical Lily】による「adrenaline!!!」(TVアニメ『エロマンガ先生』)。そのノリの良さでアニソンライブの新たな定番となっているナンバーに挑戦。5人がランウェイ奥の最前ステージで縦ノリジャンプを連発しながら元気いっぱいのパフォーマンスを決めて場内を盛り上げた。

【GRANRODEO】

続いては早くも再登場のGRANRODEOが、バトルアニメの傑作『聖闘士星矢』から「ペガサス幻想」「永遠ブルー」をメドレーで熱唱。オリジナルに忠実なメロディラインを、GRANRODEOならではの迫力のボーカル&演奏でグレードアップしたアプローチで一気に二曲を歌いきり、どちらのファンにとっても嬉しい興奮のステージとなった。

【てっぺんっオールスターズ】

ANIMAX MUSIXへの登竜門として、新たな次世代アーティスト達が競い合うライブイベント・ANIMAX MUSIX NEXTAGE。そこで今年の出場権を手に入れたのが、TVアニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』に登場する女子高生漫才トリオの一つ「弾丸クノイチ(清鶴かな役・相良茉優/天野ちとせ役・相羽あいな/秋鹿いろは役・黒木ほの香)」。そして今回は、その三人に加えて「ヤングワイワイ(阪本やよい役・伊藤彩沙/高橋よもぎ役・愛美/細野ゆず役・佐々木未来)」と「セレブリ茶」藪北さえか役・北守さいか/「あくだれ王国」小松崎みゆ役・櫻川めぐ/「シンリャクシャ」六香亭ゆいな・小島菜々恵が加わった「てっぺんっオールスターズ」として登場。

はじめての人でも楽しめるノリの良いラップがメインの主題歌「てっぺんっ天国~TOP OF THE LAUGH!!!」を、キャラにちなんだネタも交えながら繰り広げて、会場を明るく元気な空気で包みながら盛り上げてみせた。

「もっとみんなといたいけど持ち歌一曲だからと…」

歌い終えた後、ちょっと心残りながらもさよならのあいさつをして引き上げようとする9人だったが、突然スクリーンにアニメ劇中で彼女達が住む合宿所「タカコ荘」の管理人・谷誠二(CV:安元洋貴)が登場! ボディビルダーな彼から「筋トレにちなんだ曲」を唄うよう突然の課題が出され、その曲を察した客席がコンサートライトを激しく振って盛り上がる。

そうして始まった突然の二曲目は、TVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』主題歌「お願いマッスル」。個性の塊のようなナンバーを9人はランウェイを歩きながら熱唱。そしてアリーナ中央と最前ステージに分かれると、立ったまま腹筋運動をするパートでは実際に唄いながらのトレーニングも見事クリア。最後はアリーナ中央に集まって全員で見事にポーズも決めて課題をクリア。一緒に盛り上がってくれたファンへの感謝と、この後もライブを楽しんでとのメッセージを送って、ANIMAX MUSIXでの初ステージを見事やり遂げた。

【なすお☆】

「なすお☆、初アニマックス、初横浜アリーナ、スペシャルライブスタート!」

独特の語り口のMCでステージに登場したのは、YouTuberシンガーとして人気を博し、今年TVアニメ『可愛いだけじゃない式守さん』の主題歌「ハニージェットコースター」でメジャーデビューしたなすお☆。スクリーンに映し出されるOPアニメとともに、歌を紡ぎ出しながらランウェイを進んでいく。「あいしてる」の文字それぞれから始まるラップ風のパートや緩急が入れ替わる独特のリズムを持つナンバーを唄い上げ、初の大会場とは思えない存在感を見せつけた。

「今日はきっとはじめましての人がいっぱいいると思うので、あるものをもってきました……茄子です」

そんなはじめましてのあいさつから、普通のアニメファンだった自分がみんなの応援のおかけで、いつかアニメ主題歌を唄ってこの世界に関わりたいという夢を叶えてくれたと、お礼の気持ちをファンに伝える。

そして最後の曲は、『可愛いだけじゃない式守さん』に登場する印象深いヒロイン・狼谷さんのことを唄った「またね~狼谷さんキャラクターインスパイアソング」。スポットライトがいくつも伸びて場内と彼女を照らし出す中で、狼谷さんの伝えられない恋心や周囲のイメージに囚われる苦しさ、そしてそんな彼女を救ってくれる優しさをアップテンポなメロディに乗せて情感たっぷりに唄い上げてみせた。

【ご当地アニメSELECTION】

聖地巡礼ブームなどもあって、アニメのジャンルとしてすっかり定着したのが、実在の土地を舞台にした「ご当地アニメ」。そんなご当地作品にまつわる歌をライブで送るSELECTIONコーナーがスタート。

【小倉 唯 Guitar:Tom-H@ck】

一曲目は埼玉県飯能市が舞台のTVアニメ『ヤマノススメ』シリーズから、セカンドシーズン主題歌「夏色プレゼント」。同作には青羽ここな役で出演し、他のキャラと共に同曲も歌っている小倉唯がソロで唄い、演奏には作曲・編曲を担当しているTom-H@ckがギターで参加という、同作のファンには嬉しいスペシャルステージだ。小倉唯のおだやかな歌声と、Tom-H@ckのゆったりした曲に合わせた聴かせる類のギターパフォーマンスに、ファンもコンサートライトを振りながらじっくりと聴き入っていた。そしてラストは「心の中でコールしてほしい」という小倉唯と共にファンがコールを合わせて締めくくった。

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小倉唯

【伊藤美来】

続く二曲目は香川県が舞台のTVアニメ『結城友奈は勇者である』シリーズから「エガオノキミヘ」(TVアニメ『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』)。唄うのはゲームアプリ版などで勇者の一人・弥勒蓮華を演じている伊藤美来と、こちらもファンには嬉しいセレクションだ。

場内がコンサートライトの輝きで桜色に染まり、最前ステージで友達や仲間の絆を情感たっぷりに唄い上げる伊藤に、ファンはアップテンポなメロディに乗せたクラップやライトのスイングで声援を送り、共に勇者の少女達へと想いを馳せていった。

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伊藤美来

【angela×OxT】

ご当地アニメSELECTIONのラストを飾るのは、北海道全体を舞台に繰り広げられるアクションアドベンチャー『ゴールデンカムイ』。そのTVアニメ第2期主題歌「レイメイ」を、angelaとOxTという二大実力派ユニットが唄うというANIMAX MUSIXならではのコラボが実現。atsukoとオーイシマサヨシのパワフルなデュエットとハーモニー、KATSUとTom-H@ckのギターセッションが織りなす迫力のステージに場内のボルテージも最高潮に。ラストは4人がステージ前に集まり、『ゴールデンカムイ』の冒険を思わせるハイテンションなパフォーマンスでコーナーのラストを飾った。

■中盤戦は個性派女性アーティストの全開パフォーマンスがアリーナを盛り上げる!

【鈴木みのり】

続いての登場はその歌唱力もさることながら、個性的なパフォーマンスを織り込んだライブで知られる鈴木みのり。スクリーンに彼女の登場が予告されるや、ファンはすかさずコンサートライトの色を彼女のトレードマークでもある「ネギ」の緑に変えて一緒に盛り上がる準備を整えた。

一曲目の「BROKEN IDENTITY」(TVアニメ『勇者、辞めます』)を力強く感情の乗ったボーカルで歌い終えると、久しぶりのANIMAX MUSIXでもネギの色で迎えてくれたファンに感謝の言葉を送った。アーティスト活動も5周年となり、来年3月には全国ツアーも決定。曲も色々増えたので今日はカッコイイ系の曲で始めたという彼女だが「またANIMAXでラーメン食べたいし(※)、好きなアニメはカブトボーグですし」と自分は変わってないことを伝えて、笑いを誘いながら次の曲へ。

(※ 2019年開催のANIMAX MUSIX 2019 OSAKAで、TVアニメ『ラーメン大好き小泉さん』の曲にちなんで、ライブ中にラーメンを食べる)

二曲目の「夜空」(TVアニメ『恋する小惑星(アステロイド)』)では、場内が星空のような青の輝きで染まる中、夜空に馳せた思いを切なく歌い上げる。そしてラストは静かに一礼をしてステージを締めくくった。

【DJ和】

【Lyrical Lily】

ステージではDJ和によるアニソンDJタイムがスタートし、その後半からLyrical Lilyも登場してのコラボパフォーマンスが繰り広げられる。そして場内がDJタイムの空気に染まったところで、そのまま彼女達のステージへと繋がっていった。

場内がピンクのコンサートライトの輝きに染まる中、一曲目は「ライム畑でつかまえて」(『D4DJ』)からスタート。ダンスと歌とDJプレイをミックスした独自のパフォーマンスと、有名文学をモチーフにしたナンバーで、Lyrical Lilyならではの個性でステージを染め上げていく。

そしてノンストップで繋いだ二曲目は、柔らかなイメージから一転してのハードで尖ったカバー曲「創傷イノセンス」(TVアニメ『悪魔のリドル』)。そこから再びオリジナルナンバーの「IFの踊り子」(『D4DJ』)では、ゆったりとしたかわいいメロディから転調してスピードが増し、またスローに戻るというトリッキーな構成でDJプレイにアクセントを付ける。

続いての三曲目の「人間合格!」(『D4DJ』)では、「リィリィリィ!」オリジナル三三七拍子で場内を盛り上げてからの、ポジティブの塊みたいな人間賛歌を熱をアゲまくりながら熱唱。そしてラストは「みんなで猫になりましょう」と「吾輩よ猫であれ」(『D4DJ』)では全員で腕をスイングさせながら可愛く盛り上がってのラストとなった。

【伊藤美来】

「楽しんでいきましょー」のかけ声と共に登場した伊藤美来は「No.6」(TVアニメ『戦闘員、派遣します!』)を披露。MCではまたこのステージに立てたことや、会場全体を大きく使ってみんなに歌を届けることができて嬉しいと語った。

そして来年に神戸・名古屋・東京で開催が決定したソロツアーへの意気込みを語り、最後に「みんなの色々な青を見せて下さい」とのメッセージと共に、ファンが放つ青の輝きの中で「青100色」(TVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』2期)を情感のこもったボーカルで唄い上げた。

【ANIMAX MUSIX anime selection~ソードアート・オンライン~】

午前中のPART1に続いて、アニマックスが選んだ作品にまつわるナンバーを参加アーティストがカバーする「ANIMAX MUSIX anime selection」がスタート。PART2で取り上げた作品は、今年でTVアニメ放映10周年を迎え、現在もその世界を広げ続けている『ソードアート・オンライン』だ。

【鈴木みのり×なすお☆】

個性派ボーカリスト二人のコラボレーションで送る一曲目は、TVアニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』より後期主題歌の「ANIMA」。魂から絞り出すような二人の力強いボーカルが織りなすハーモニーと、それぞれが感情が大きく乗せた凄みあるソロパートを絶唱し、ファンもその歌声を堪能するように聴き入っていた。

【大橋彩香×GRANRODEO】

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続いては共に迫力のボーカルで人気の大橋彩香とGRANRODEOのコラボレーションで、TVアニメ『ソードアート・オンライン』フェアリィ・ダンス編の主題歌「INNOCENCE」がスタート。大橋とKISHOW、二人の迫力あふれるボーカルが織りなす重厚で力強いソロの共演とハーモニー、そしてそれを引き立てるGRANRODEOの爆音演奏が横浜アリーナを震わせ、それに合わせてファンも熱く盛り上がる。ラストは全員でジャンプを決めて締めくくるも、ボーカル二人のタイミングが合わず大橋が謝るというライブならではの一幕もみせた。

【OxT】

前曲の熱気を引き継ぐように登場したのは、オーイシマサヨシ&Tom-H@ckのユニット・OxT。「HOLLOW HUNGER」(TVアニメ『オーバーロードⅣ』)と「HIGHEST」(TVアニメ『陰の実力者になりたくて!』)と、オーイシの伸びやかなボーカルと迫力あるギターの旋律が生み出す、美しくもどこかダークな重々しさとスピーディーさが溶け合ったナンバーで、ファンを作品世界の中へと引きずり込むような、クールで熱いパフォーマンスを繰り広げた。

曲間のMCでは、OxTとしては2019年以来となる有観客の横浜アリーナ出演をはたせたことへの喜びや、オーイシがPART1でのウマ娘とのコラボで全力疾走してグロッキーになってたこと、そして去年は入院中だったために点滴スタンドをマイクスタンド代わりに練習して怒られたという秘話なども明かしてファンを喜ばせた。

【小倉 唯】

今年でアーティストデビュー10周年やレーベル移籍など、様々な節目を迎えてさらなる飛躍が期待される小倉唯が登場。一曲目はライブでの披露が数年ぶりになるという曲「Honey Come!!」(TVアニメ『城下町のダンデライオン』)からスタート。彼女のイメージカラーのピンク&曲にちなんだハチミツの黄色の輝きに満たされた場内で、ファンの応援に応えながら熱唱。途中に曲に合わせたクラップや、最後は「せーの!」のかけ声からのジャンプをファンと一緒に決めたりしながら盛り上がった。

MCを挟んでの二曲目は、何とまだ発売前の移籍第1弾シングルの曲「Love∞Vision」をライブで初披露という嬉しいサプライズが。いままでのイメージより大人びた恋の歌を、じっくりと聴かせ歌い紡いで、ファンも曲の世界に浸るようにじっくりと聴き入っていた。

■この後……FLOWとORANGE RANGEによる夢のコラボステージ!!

■フィナーレにはFLOWとORANGE RANGEの競演が! そしてアニソンの未来と夢は絶対に終わらない!

【angela×てっぺんっオールスターズ】

いよいよライブもクライマックスへと近づき、ステージには七色のカラフルなドレスをまとったangelaが、ツナギ風の衣装をまといコンサートライトを手にしたてっぺんっオールスターズの9人を従えて登場。唄うナンバーが「乙女のルートはひとつじゃない!」(TVアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』)、さながら悪役令嬢と取り巻きのファン達といった面持ちに。そんな11人でポップなラブソングからオペラやラップ風のパートなどへとめまぐるしく入れ替わるナンバーを、ステージに広がって声援を求めたり、全員で中央に集まってのアピールをしたりと、多彩なパフォーマンスが繰り広げられる賑やかなステージとなった。

【angela】

ステージを盛り上げてくれたてっぺんっオールスターズを見送り、いよいよ自己紹介からのソロステージになるかと思いきや、「そんなわたし達、TWO-MIXです!」と叫ぶatsukoにずっこけるKATSU。実は7月に発売されたTWO-MIXのトリビュートアルバムに参加した縁からのネタで、二曲目はその中でangelaが担当した「JUST COMMUNICATION」(TVアニメ『新機動戦記ガンダムW』)を披露。迫力の生バンド演奏と、angelaならではの荘厳さを讃えたボーカルが組み合わさり、原曲の迫力をよのパワーアップさせたようなアレンジに場内も沸き上がった。

曲を終えてから「本当はangelaです!」と改めての自己紹介。そしてANIMAX MUSIXには2017年以来の参加になったことや、今年で結成30周年を迎えたことなどを語り、いよいよラストナンバーへ。

「タオルがあれば振ってください!」とファンにお願いして始まった曲は、angelaの定番ナンバーである「Shangri-La」(TVアニメ『蒼穹のファフナー』)だ。作品にちなんで場内のコンサートライトは蒼穹の青に染まり、atsukoは自らタオルを振りながらKATSUと共にスタンド席前を周回して熱唱。さらに間奏ではクラップのリズムを口で指示してファンに合わせてもらったり、声が出せない代わりにラスサビを「手拍子で唄って下さい!」とコールして、ファンも見事に手拍子のリズムで唄うという最高のレスポンスを決めてみせた。そしてラストは「ジャンプいくよー!」を合図にみんなで飛んで、見事にステージを締めくくった。

【大橋彩香】

PART1にはウマ娘のウオッカとして参加した大橋彩香が、PART2ではソロステージで登場。一曲目は揺れ動く女の子の心を唄った「ワガママMIRROR HEART」(TVアニメ『政宗くんのリベンジ』)をパワフルで澄んだボーカルで熱唱し、場内を一気に自分の色へと染め上げていく。歌の後半ではランウェイからアリーナ中央へと進みながらファンの間近で歌を届け、最後はファンと共に全員が縦ノリで盛り上がった。

曲を終えてのMCでは、GRANRODEOとのコラボが嬉しかったことや、来場している両親も喜んでステージを見てくれていると思うと、ここまでのステージで感じた様々な事を語った。そして「まだこぶしあげられますかー!?」というゲキとともに次のナンバー「Be My Friend!!!」(TVアニメ『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』)がスタート。パワフルなシャウトと迫力の生演奏、特に大橋自身がMCで注目と言っていた迫力のドラムが鳴り響く中で、サビでジャンプなどを繰り返して力強い歌とパフォーマンスをファンへと届けていく。クライマックスではステージを飛び回りながら声援を求めて空気を盛り上げていき「最後は一緒に飛びましょう!」を合図に全員でのジャンプを決めて、ラストアーティストへと最高のタスキを渡してみせた。

【FLOW】

『ANIMAX MUSIX 2022』の大トリを飾るのは、『コードギアス』『NARUTO』シリーズなど、数多くの傑作アニメソングを送り出してきたFLOWだ。一曲目の「WORLD END」(TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』)から迫力の演奏と伸びやかなツインボーカルが生み出す円熟のパフォーマンスを全開にして、横浜アリーナをFLOWの世界へと染め上げていく。そしてステージの興奮は次なるシークレットアーティストの登場でさらに加速する!

【FLOW×ORANGE RANGE】

メインステージのFLOWと相対するように最前ステージに登場したシークレットアーティストは、何とORANGE RANGE! もちろんANIMAX MUSIX初登場で、場内は声なき大歓声のごときファンの喜びの圧力に震えるかのようだった。。

TVアニメ『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ R2』主題歌「デイドリーム ビリーヴァー」を唄いながら、互いに近づいていくORANGE RANGEの三人とFLOWのボーカル・KOHSHIとKEIGO。そして5人がアリーナで勢ぞろいすると、自らのボーカルを武器にやり合うように絡みながら、全員でハーモニーを奏でながらメインステージへと進んでいく。そしてラストは5人の赤ベラハーモニーで締めくくられ、大トリに相応しい最高のコラボステージが繰り広げられた。

「改めてFLOW×ORANGE RANGEです!」

そんなあいさつと共に始まったMCでは、意外にもFLOWが横浜アリーナのステージに立つのは今回が初めてで、「デイドリーム ビリーヴァー」もFLOWとORANGE RANGEがライブで併せたのは今回が初めてと、初めて尽くしのレアなステージになったとのこと。

そして初めてのANIMAX MUSIX登場となったORANGE RANGEは、自分達が登場した時に大きな歓声と拍手が上がったのが嬉しかったと、一緒にステージを盛り上げてくれたファンに感謝のメッセージを送った。

そして「全員揃ってるからやっちゃっていいですか?」を合図に、先日FLOWもカバーしたばかりのORANGE RANGEの「O2」(TVアニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』)をコラボレーションするというさらなるサプライズが!

おなじみの歌い出しを5人による迫力満点のハーモニーで繰り出された時点で、場内も初っ端から興奮の縦ノリで盛り上がり、曲の疾走感そのままに夢のコラボレーションステージは駆け抜けるようにラストを迎える。

「ORANGE RANGE! 20年越しのコラボ! 横浜アリーナ最高でした! ありがとう!」

そんなFLOWからのメッセージに場内は割れんばかりの拍手に包まれた。

【FLOW】

「確信しました! アニメ! 音楽! ライブ! 絶対無くならない! これからも俺達のライブ作っていこうぜ!」

まだまだパンデミックの先は見えなくても、何とかがんばってきたすべてのエンタメには絶対明るい未来がある…今日のライブでそれを確信したFLOWの熱いメッセージと共に始まったラストナンバーはTVアニメ『NARUTO-ナルト-』主題歌の「GO!!!」。ステージと場内が一体になって何度もジャンプを決めて、KOHSHIとKEIGOはスタンド席前を疾走して間近で絶唱。さらに「まだまだいけますよね!」からのウェーブ二連発も見事に決まり「やっぱりみんな最高だー!」と喜びの叫びが上がる。

クライマックスではバンドメンバーもそれぞれがサビを歌い、ファンはそれにクラップを合わせて盛り上げていく。そしてボーカルの二人も最後まで会場内を走り回って歌い続け、最高に盛り上がってくれたファンに「みんな最高ー! ありがとうございましたー!」と感謝の叫びを送った。そして最後に来年7月1日に幕張メッセでのアニソン縛りライブが決定したことを告げて、「今日の続きはそこで」と再会を約束して見事な大団円を決めてみせた。

【LAST SESSION】

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すべての曲を終えたステージに司会の田口尚平アナウンサーが再登場し、今日のライブをマナーを守りながら盛り上げてくれたすべてのファンに感謝の言葉を送った。そしてPART1同様に全アーティストのあいさつと記念撮影を終えた後、FLOWの「みなさんまだいけますか?」の言葉を合図に、出演陣全員でのラストセッションとしてTVアニメ『NARUTO-ナルト-』主題歌「青春狂想曲」を唄うことに。ユニット&アーティスト毎にボーカルを繋いでいき、最後は全員でのハーモニーで最高のグランドフィナーレを飾り、二部合わせて6時間を超えたアニソンの饗宴は最高のエンディングとなった。

「また必ずANIMAX MUSIXで会いましょう! 今度は声出せるように!」

最後を飾ったこのメッセージ……まだまだ完全とはいえないものの、少しずつ感染対策を徹底した上での声出しライブを行う試みは増えつつある。来年のANIMAX MUSIXでファンの声援が戻ってくるのは、けっして夢物語ではないはずだ。

文・レポート=斉藤直樹

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