
極寒の湖で撮影された不思議な光景。凍った湖の中に、泡のようなものが見えます。
これは、湖の底から湧き出すガスが水面に到達する前に凍ってできた“アイスバブル”と呼ばれる氷の芸術。
冬の湖の神秘的な光景といえば、“霜の花”「フロストフラワー」です。発生するのは、気温がマイナス12度以下で、よく晴れて無風状態の時。しかも、透明に凍った湖面にだけ現れます。
さらに、今回は陸上からの冷たい空気に触れて発生する霧「けあらし」も加わり、幻想度はさらにアップ。
撮影した人によりますと、現在の阿寒湖は雪が積もり、この光景は見られなくなっているそうです。