電源オン即“CO2濃度みまもり”のできる「まもセンサーAir」を衝動買い

電源オン即“CO2濃度みまもり”のできる「まもセンサーAir」を衝動買い

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  • 更新日:2021/07/22
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AC(USB)でもDC(単3乾電池)でも動作する、高精度のCO2濃度みまもりセンサー「まもセンサーAir」は、クラウド利用でユーザーがどこに居てもチェック可能なコロナ禍の「蜜」監視の便利アイテムだ

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解では、集団感染が確認された場所で共通する3条件への対応が示されています。要約すれば“換気の悪い密閉空間を作らない”“人の密度を下げる”“近距離での会話を避ける”の3つだ。

実際には2番目と3番目は人が自分の目で見て感覚的に防ぐことも、意識的に避けることも可能だ。しかし最初の“換気の悪い密閉空間を作らない”を確実に数値として捉え対応するにはCO2(二酸化炭素)濃度を見える化して、適時タイムリーな換気を行うことが最良の策だ。

室内にCO2が増加すると多くの人間は眠気が起きて、それとなく“空気を入れ替えなきゃ”と分かるが、実際にはもうそのタイミングでは遅い。そんなコロナ禍の時代にマストバイなアイテムが今回ご紹介するIoTBankの「まもセンサーAir」だ。

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まもセンサーAirはシンプルな茶箱

シンプルな茶箱のパッケージには、まもセンサーAir本体と取説だけ。白い外観のまもセンサーAirの本体サイズは100×57×25mm、重さ78gと極めてコンパクト。単3アルカリ電池3本や外部モバイルバッテリーでも動作するので、電源のない場所でも重宝する。

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同梱物も本体と取説・保証書のみと極めてシンプル

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使い方は超簡単。電源を確保してスイッチをオンするだけ

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単3アルカリ乾電池3本でも動作する(連続約10時間)

まもセンサーAirは内部にセンサー、SIMとLTE-M通信モジュールを内蔵し、現在地のCO2濃度や温度、湿度を測定し、5分間隔で専用クラウドに自動的に送信。クラウド側ではこれらの時系列データを蓄積してユーザーにブラウザーを介して公開する。

CO2濃度をモニターしたいユーザーは、スマホやタブレット、パソコンで専用のWebサイトにアクセスして、まもセンサーAirを設置した場所のCO2濃度を遠隔地にいても知ることができる。そしてその時の最適な対応策をとることが可能だ。

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スマホアプリはなく、ブラウザーでQRコードのガイドするWebサイトにアクセスし指示に従って設定するだけ。詳細ガイドもWebサイトに用意されている

開封したらまずユーザーアカウントを作ろう

さて早速、設定を始めてみよう。まずはまもセンサーAirがアップロードしたCO2濃度、温度、湿度の各データをリアルタイムに表示できるダッシュボード画面の設定が必要だ。そのためにはまずはユーザーのアカウント作りをする。

ブラウザー(筆者はスマホ上でChromeを使用)を起動し、取説に記載されているQRコードのWebサイトにアクセスする。ログインIDのメールアドレスやパスワードを設定し、2段階認証を経てアカウントを作成する。

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クラウド活用アプリの基本。先ずはメアドでアカウント設定をする

続いて、まもセンサーAirのの内部に記載されたIMEI番号を入力してアカウントと紐付けすれば設定は終了だ。あとは、まもセンサーAirの側面にあるスライド電源スイッチをオンするだけ。しばらくすると、その時点の室内のCO2濃度に応じた緑・黄・赤のLEDを表示し、以降、5分おきに測定データがアップロードされる。

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本体のバッテリーボックス内に記載されている15桁のIMEIをウェブで入力して、アカウントとまもセンサーAirを紐づける

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設定が終われば、まもセンサーAirの電源を入れるだけで起動する

CO2濃度表示はひと目で理解しやすい

早速、スマホで今のCO2濃度の実際を見てみたところ、原稿を書いている筆者の部屋のCO2濃度はブラウザー上の横棒も、まもセンサーAirのLEDも1000ppm超えの注意信号の黄色。スマホ画面上は1441ppmで“換気を推奨”となっていた。

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しばらくすると現在地のCO2の濃度をLEDのカラーで簡易表示し、ダッシュボード上にはより詳しいCO2濃度、温度、湿度、測定日時が表示される

CO2濃度は一般的に、2000ppm を超える“換気が必要”の赤、1000ppmを超える“換気を推奨”の黄、1000ppm以下の“快適”の緑の3段階で表示されるので、ひと目見ただけで分かりやすい。

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本体のLEDカラー3色と同様にWebサイト上でもCO2濃度によって赤・黄・緑

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基本的に業界認識による理解の差はなく、また新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の見解でも自室やオフィス、塾や学校、飲食店など、CO2濃度の望ましい基準値は1000ppm以下だ。

ブラウザー上ではCO2濃度や温度、湿度などのリアルな数値以外に、30分〜1日単位の幅で各要素の変化をグラフで読むこともできる。またデータを表計算アプリ等で分析したい企業やユーザー向けにCSVファイルとして期間を指定してダウンロードも可能だ。

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5分ごとに送られるデータはクラウド保管され30分〜日のレンジで折れ線グラフで見ることができる

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“履歴のエクスポート”をタップすれば選択した期間のCO2濃度、温度、湿度の履歴データをCSVフォーマットでダウンロードできる。表計算アプリでの分析には便利

もちろん、多忙なユーザーはずっとスマホとにらめっこしているわけにはいかないので、事前に規定したCO2濃度や温度のしきい値を超えたり場合や、湿度が下回った場合にはお知らせや、登録したメアドにアラートメールを自動的に送ってくれる。

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メール送信や通知の設定を行うことでしきい値を超えた場合(CO2と温度)や下回った場合(湿度)にアラートがユーザーに送られてくる

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お店やオフィスなどで、常時使っていないタブレットなどがあるなら、一時的にCO2監視専用機として人目につく場所に置いて感染対策の一環としてCO2濃度の見える化を積極的にするのも良いだろう。お客様や社員が安心感を感じるアイデアだ。

まもセンサーAirのサイトに掲示されているユーザー専用のURLをタブレットで常時表示しておくと、5分おきに更新してくれるのでほぼリアルタイムにCO2濃度の現在値を知ることができる。タブレットを横向きに使うか縦向きに使うか見栄えのする方のURLを使えば良いだろう。

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URLをウェブブラウザーで表示することで5分おきに変化するCO2濃度を常時表示できる。ショップや学校、塾などの掲示板的な使い方には最適だ。表示には横向きディスプレー用URLと縦向きディスプレーURLの両方があるので機器に合わせて最適化できる

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外出先で計測してみた

ちょっと時間があったので、実際の街の飲食店や屋外のカフェがどの程度の換気対策をしているのか、まもセンサーAirをバッテリー駆動にして現地に持ち込んで実際にで試してみた。

最初は、下町の蕎麦屋さんのカレーで超有名なお店。入店客は50%くらい。続いて筆者がよく行く東京藝大前のカフェの屋外席。前者は、玄関入口の引き戸を開けっぱなして営業、厨房のドアも開けてエアコンをかけているので室内でも804ppmと快適。後者は屋外でもあり、少し湿度は高いが618ppmと快適なCO2濃度だった。

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実際に乾電池駆動しているまもセンサーAirを飲食店内やカフェの屋外席で試してみた。たまたま訪問したお店は何れもばっちりだった

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たまたま朝早く起きたら……なんとCO2濃度は2173ppmでびっくり

使い続けることで、換気のタイミングがつかめた

最後に、筆者がいつも原稿を書いている5畳強の西向き洋間は、家中すべての窓を閉め切って寝ていると、朝イチにはCO2濃度はだいたい1500ppmをオーバー。しばらく部屋に居て原稿などを書いているとすぐに2000ppmを超える。これは長く居ると頭痛や倦怠感を感じるレベルだ。

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まもセンサーAirを設置している部屋の窓を開けて、もう一つリビングのテラス窓の2か所を開けてみた

しかし部屋の窓の片側を開けて、別の部屋の窓をもう一つ開けて風の流れを感じる程度に換気すると10分以内にCO2濃度は420ppmと、地球温暖化後の大気中の二酸化炭素濃度と同じくらいに下がる。これ以上もうどれだけ換気を続けてもこれ以上の快適度は望めない数値だ。

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別の部屋の離れた窓を両方で開けることで10分以内にCO2濃度は420ppmまで一気に下がった

ここしばらくの筆者は、まもセンサーAirがスマホに送ってくるお知らせやアラートを眺め、そしてまもセンサーAirの指示に従って窓を開け換気対応し、その結果である1日の数値変化グラフを見ている毎日だ。

不思議なことに、1日の流れの中で窓を開けたり、閉めたり、エアコンをつけたりするタイミングやコツが体で理解できるようになり、習慣化してきている。実はこれがまもセンサーAir導入の最大のメリットだと分かってきた。

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エアコンのオンオフと2か所の窓開けを適時行うことで、1日を通して部屋のCO2濃度は1000ppm以下に保たれることが分かってきた

最後になるが、まもセンサーAirは、遠隔地からでも設置場所の現在のCO2濃度や温度、湿度を見ることで的確な判断ができること。URLの公開によって学校や塾、オフィス、不特定多数の人が集うショップ等は現在のCO2濃度を誰にでも分かりやすく見える化できる。

加えてダッシュボードでは、同時に100台までのまもセンサーAirの管理運用が可能なので、数多くのオフィスや支店、フランチャイズ店などの集中統合管理も簡単に実現できてしまう。見える化データを使って全社的なCO2対応度コンテストなんてのもできそうだ。

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繰り返し、まもセンサーAirの発するデータやアラートを使うことで、効果的な換気が習慣の様に身についてくるのがまもセンサーAirを導入する真の目的だ

そして現場の人間にとっては、LTE-M内蔵で面倒なWi-Fiの設定が一切不要。実績の多いNDIR(非分散型赤外線)方式のセンサーによる高精度測定。ユーザーがしきい値を臨機応変に決めて必要な時にタイムリーなアラートを自動的に出せること。そして何より、設置後、電源オン以外に何もすることのない単純さが光る商品だ。コロナ禍の今、十二分にその価値はあるだろう。

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今回の衝動買い

アイテム:IoTBank「まもセンサーAir」 ・購入:mamo online store・価格:1万7380円(1年間の通信費込み、2年目以降は年5500円)

T教授

日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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