
菓子研究家の長田佳子さんに、「ギモーヴ」のつくり方を教わります。長田さんが選んだ、シンプルな工程で、はじめての方にも取り組みやすい、季節のおすすめレシピです。
(『天然生活』2022年1月号掲載)
長田佳子さんのシンプルなお菓子 ギモーヴのつくり方
やわらかな口あたり、シュワッと溶けるはかなさが魅力。果汁はグアバのほか、オレンジやりんごジュースでも。

材料(つくりやすい分量)
[ 表組はオリジナルサイトでご覧ください ]
つくり方
1 ゼラチンに湯を注ぎ、ふやかしておく。
2 鍋にグアバジュース、きび砂糖、水あめ、レモン汁を入れてしばらく沸騰させる。
3 2を1に加えてよくかき混ぜたら大きなボウルに移し、電動ホイッパーの高速で8~10分混ぜ、なめらかでやや弾力が出てきたら止める。
4 小さめのバットか容器にコーンスターチをふるい、3を流し入れ冷蔵庫で20分冷やす。
5 4を冷蔵庫から取り出したら、表面にもコーンスターチをまぶし、まな板の上に取り出す。温めた包丁でカットし、切り目がくっつかないように全面にコーンスターチをつける。
〈料理・スタイリング/長田佳子 撮影/馬場わかな 取材・文/玉木美企子 器協力/le trot〉
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長田佳子(おさだ・かこ)
菓子研究家。フランス菓子店、オーガニックレストラン等で10年間勤務ののち、2015年に「foodremedies」(フードレメディ)を立ち上げる。「foodremedies」のレメディとは“癒し”や“治療する”との意味をもつ。ハーブやスパイスなどを使い、アロマが広がるようなおいしいお菓子を研究しながら、教室をはじめ、農業家や食品メーカー等ともに商品開発に取り組む。著書に『季節を味わう癒しのお菓子』(扶桑社)ほか。2022年12月に『はじめての、やさしいお菓子』(扶桑社)が発売。
※ 記事中の情報は『天然生活』本誌掲載時のものです
天然生活編集部