「人類は実弾入りの銃で遊んでいる」 国連総長、広島で核による危機に懸念表明

「人類は実弾入りの銃で遊んでいる」 国連総長、広島で核による危機に懸念表明

  • AFPBB News
  • 更新日:2022/08/06
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広島市で行われた平和記念式典であいさつを行う国連のアントニオ・グテレス事務総長(2022年8月6日撮影)。

【AFP=時事】国連のアントニオ・グテレス事務総長は6日、広島市で開かれた平和記念式典でのあいさつで「人類は実弾が込められた銃で遊んでいる」と述べ、世界で核による危機が急速に広がっている現状に懸念を表明した。

米国が1945年8月6日に広島に投下した原爆では、同年末までに被爆によって約14万人が死亡したとされる。

グテレス氏は「この街で、数万人が一瞬のうちに命を落とした。女性も子どもも男性も、地獄のような炎で焼かれた」「生き残った人々は(がんやさまざまな病気などの)放射線による後遺症に苦しむことになった」と述べ、「私たちは問わなければならない。この街の空に膨れ上がったきのこ雲から、われわれは何を学んできたのだろうと」と続けた。

さらに「中東、朝鮮半島、ロシアのウクライナ侵攻など、核を背景とした危機が急速に広がっている」として、今週、米ニューヨークの国連本部での核拡散防止条約の再検討会議で出された懸念を改めて示し、「人類は実弾が込められた銃で遊んでいる」と警鐘を鳴らした。

グテレス氏が平和記念式典に参列したのは初。昨年は新型コロナウイルス流行の影響を受け、断念していた。【翻訳編集】AFPBB News

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