【茨城県】茨城県龍ケ崎市教委 「撞舞」説明板を設置 写真付き、奇祭紹介

【茨城県】茨城県龍ケ崎市教委 「撞舞」説明板を設置 写真付き、奇祭紹介

  • 茨城新聞クロスアイ
  • 更新日:2022/05/14
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新設された撞舞の説明板=龍ケ崎市

茨城県龍ケ崎市が誇る奇祭「撞舞(つくまい)」を知ってもらおうと、市教育委員会は、撞舞が開催される通りに面した広場に説明板を新たに置いた。写真付きで撞舞の概要を紹介している。龍ケ崎と仙台藩との結び付きを示す石造物の説明板も、市内の鹿島神社に設けた。

撞舞は例年7月下旬、市内にある八坂神社の祇園祭礼の最終日に披露される神事だ。国選択・県指定無形民俗文化財になっている。市教委によると、400年以上の歴史があるとされる。市立龍ケ崎小近くの通称「撞舞通り」で行われ、高さ14メートルの柱の上で「舞男(まいおとこ)」と呼ばれる男性が、五穀豊穣(ほうじょう)や疫病よけを願って四方に向かって矢を放つ。柱の上で逆立ちするなどの軽業も繰り広げられる。

新型コロナウイルスの影響を受け、撞舞は2019年夏を最後に中止が続いている。市教委では、撞舞を見られる機会が限られていることを踏まえ、説明板の設置を決めた。

このほか市教委は、市独自の「市民遺産」に認定されている文化財「鹿島神社の仙台藩関係石造物」の説明板も神社敷地内に新設。県立竜ケ崎二高に隣接する同神社は、土岐氏によって天正年間(1573~92年)に建立されたと伝わる。龍ケ崎は慶長11(1606)年に仙台藩の飛び地となった。同神社に納められた石造物(石灯籠、狛(こま)犬、手水(ちょうず)鉢)には、仙台藩に関係する商人の名前などが刻まれ、両者のつながりを示す貴重な資料という。

市教委では「地元の文化財に関心を持つきっかけとなれば」と期待を込めた。

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高さ14メートルの柱の上で矢を射る舞男(2019年撮影)

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