キャッシュレスペイメント時代のミニマム財布「お散歩ウォレット」を衝動買い

キャッシュレスペイメント時代のミニマム財布「お散歩ウォレット」を衝動買い

  • ASCII.jp
  • 更新日:2022/06/23
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キャッシュレスペイメント時代に再び財布を持つことを決意して、ミニ財布の「DaysArt お散歩ウォレット」を衝動買いした

キャッシュレス世界もつかの間 財布も持つことが重要だと再び思うように

PayPayが2018年の10月に華々しくスタートして、日本中が一気に「キャッシュレスペイメント・ワールド」(現金なし支払い)になったように思えた。新しモノ好きな筆者も、その年末には有楽町のビックカメラで大型テレビを購入して5万円の「PayPay残高GET」を果たした。

スタート時の安い手数料やキャンペーンが奏して加盟店はどんどん増え、世はまさにキャッシュレスワールド元年を迎えたかのようだった。そして2021年1月にはメガバンクに続き、ゆうちょ銀行の窓口での50枚以上の硬貨入金に対して手数料がかかる事態となった。「小銭貯金お断り」とも思える仕組みのスタートで、キャッシュレスペイメントは加速すると思えた。

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ゆうちょ銀行 窓口での硬貨入金に対して手数料がかかる事態となってからは、外出時にはポケットにはコインホルダーを常備。自宅には使い切る目的で、硬貨見える化コインレジを買った

我が家でもキャッシュレスペイメント対応が進み、無造作にビニール袋に放り込んだままで溜まりに溜まった小銭の消化活動を考え始めた。当面は50枚以下の硬貨をまとめてゆうちょ銀行の窓口に持ち込んだり、自らもチャンスがあれば小銭を使うためのコインホルダーや残存コイン見える化のためのコインレジを準備して、自宅内小銭の消化・減少に挑戦した。

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キャッシュレスペイメントの拡大に期待過剰だったころは、500円硬貨が2枚入るキーホルダーで何とか逃げ切れると考えた。浅はかだった

良い機会なので、従来から保有していたクレジットカード系も断捨離して、選んだ2枚だけを薄いカードケースに入れた。そして日常持ち歩く最低限の紙幣と小銭は、レガシーな大きな財布をすべて止めて、カードケースに小さく折り畳んで収納し、小銭はキーホルダーにぶら下げる500円硬貨が2枚入る丸い革製ケースに替えた。その結果、昔懐かしいブランド財布などが一気に余ってしまった。

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過去この3倍くらいの多くの財布を買ったが、今は全部自宅のどこかで眠っている

このトレンドのまま、そして海外のキャッシュレス世界に詳しい専門家が煽るように、どんどんキャッシュレスペイメント・エラに突入すれば、筆者も快適なキャッシュレスペイメント時代をエンジョイできたはずだったが、いつの時代も「そうは問屋が卸さない」。

当初の安い手数料でPayPay決済を始めた近所のお店も、お試しキャンペーン期間が終了し手数料が普通に戻ってしまったら、周囲にはアッという間に潮が引くように昭和な現金決済に戻してしまったが、かといって無視できないお店がいっぱいになった。

下町に住む筆者がよく行く超美味い街中華は、昔からまったくブレない現金オンリー。一時はPayPayが使えた昭和レトロな居心地の良い喫茶店も、美味しくて有名なお肉&コロッケ屋さんも、あっという間にPayPayの看板を下ろし従来通りの現金だけとなった。これが今の現実なのだ。

きっとこの動きは我が家の周囲だけではないはずだ。店舗のある地域によって異なるかもしれないが、つい先ほど近所のいなげやに買い物に行って支払いの段階で気づいたが、現金以外はレトロないくつかのクレジットカードしか使えない。PayPayもSuicaもVISA Touchも、どこの世界のお話……という雰囲気だった。

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DaysArtのお散歩ウォレットを偶然見つけて衝動買いした

もはや「日本全国どこでもキャッシュレス」なんて妄想はひとまず置いて、財布も持つことが重要だと再び思うようになってきた。そんな時にウェブで、紙幣も硬貨も収納できるキーホルダータイプのミニ財布「DaysArt お散歩ウォレット」(以降、お散歩ウォレット)を見つけて、速攻衝動買いをした。手に入れてちょうど1ヵ月経ったので、いつも以上に完全な使用者目線でご紹介したい。

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コンパクトなサイズは11.3×3.5×2.5cm。キーリングが付属する

一枚仕立てのミニマムな構造で軽量コンパクト

お散歩ウォレットは「DaysArt」(デイズアート)というブランド名で、カラフルな14種類のカラー展開をしている。筆者の衝動買いしたのは鮮やかな「赤」のイタリアンレザー(本牛革)のミニ財布。製造は日本だ。サイズは11.3×3.5×2.5cm、重さ約40gと超軽量コンパクト。

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両端2ヵ所のネジを外すと1枚革でできたお散歩ウォレットの全体が見える

両端を固定しているゴールドのネジを外してみると1枚革であることが分かる。折り畳んで両端をネジでロックして、2ヵ所のポケットと呼ばれる空間(隙間)が、紙幣や硬貨を収納するスペースとなる。筆者は開口部に向かってフラップ側に紙幣を、上段のポケットに複数の硬貨を入れている。

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スナップボタンを2個外すとフラップ側に硬貨スペースと紙幣スペースが現れる

実際に何度かお散歩ウォレットに入れて持ち歩く金額を変更しながら、この1ヵ月の間毎日使ってみた。結果から言えば、筆者的にはお散歩ウォレットに常時入れておく紙幣と硬貨の組み合わせは、金額で合計3990円。内訳は千円札3枚、100円硬貨9枚、50円硬貨1枚、10円硬貨4枚の合計14枚に決めた。4000円以下であれば、まず現金でほぼ支払える金種を揃えた。同時に紙幣と硬貨の体積、厚みともこれくらいが限界だ。

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半端な金額だが筆者は紙幣と硬貨の組み合わせで3990円をいつも入れている

ありがたいことに紙幣と硬貨の収納以外にお散歩ウォレットは、キーケースの役目も果たしてくれる。前述した左右の端あるネジを外して、紙幣と硬貨のそれぞれの収納スペースの間の反対側にあるポケットをキーケースとして使用する。

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両端のネジを外してキーを取り付けることができる

鍵を入れるなら硬貨や紙幣の数量を適度に調整すべし

筆者は自宅の鍵を1本だけ入れているが、左右のネジに鍵を各1本というのも可能だろう。お散歩ウォレットを傾けるだけで鍵が自重で落ちてくるか、振り出すか、いずれにせよ鍵をお散歩ウォレットの外側に出すには、2段階になっているスナップボタンの最初の第1段を開くだけでよい。支払いのために紙幣や硬貨をお散歩ウォレットから取り出す時は、第2段目のスナップボタンまで開くことになる。分かりやすく無駄のない発想と構造設計だ。

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キーはフラップ側のスマップボタンを1個外せば使用できる

筆者は鍵が1本だけなので、少し悪ノリしてもう一方のネジの方に、紛失防止のNFCタグの「MAMORIO」を取り付けてみた。最初は自分でもなかなかグッドアイデアだと自画自賛だったが、紙幣や硬貨を最大許容量近く入れてしまうと、紙幣と硬貨の両面から挟まれた鍵ポケットのスペースは予想外にタイトになり、スナップボタンを1段外して振っても鍵が回転して出てこず、指先で引っ張り出す羽目になることがある。

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鍵が1個で良い筆者はもう一方のネジを外して、遺失物トラッカーのMAMORIOを取り付けたが、鍵とバッティングして時々鍵がスムースに出てこない時がある

重量のある鍵を左右に2本収納する方が、本来の理にかなっているかもしれない。MAMORIOは予想外に軽く滑りが悪く鍵より厚みがあり、両側を紙幣と硬貨の両スペースで挟まれることにより、鍵が出てくるのを抑えてしまうストッパーの役目を果たしてしまうようだ。これはあくまで筆者のケースで、硬貨や紙幣の数量をほんの少しだけ減らすか、そもそもMAMORIOなどを使わなければすむことだ。

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キャッシュレスペイメント時代に入って2度目の改定時の筆者の持ち物。SuicaやPayPayアプリの入ったスマホ+VISA+お散歩ウォレット

お散歩ウォレットのお陰で、キャッシュレスペイメント世界を回遊する時の筆者のミニマムな持ち物は、ある程度目途が付いてきた。PayPayやSuicaに対応したスマホやスマートウオッチ、そしてクレジットカードは、VISAが1枚だけ。そして3990円を押し込んだお散歩ウォレットだ。これで筆者の行動範囲である下町の美味い町中華から、アマン東京のアルヴァまでのすべてが守備範囲となった。

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今回の衝動買い

・アイテム:DaysArt「お散歩ウォレット」 ・購入:Amazon.co.jp ・価格:3600円

T教授

日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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