ガーシー被告が、俳優らを常習的に脅した罪などに問われた事件の初公判で、ガーシー被告側は、起訴内容を一部否認した。
ガーシーこと、東谷義和被告(51)は2022年、俳優の綾野剛さんらに脅迫を繰り返した罪や、刑事告訴の取り下げを迫った罪などに問われている。
初公判に白いシャツに黒のズボン姿で現れたガーシー被告は、「起訴状に書いてある発言をしたことに間違いありません。被害者の方々に多大な精神的苦痛と経済的な損失を与えてしまい、申し訳ありません」と述べ、傍聴席に頭を下げて謝罪した。
そのうえで、弁護側は「脅迫の常習性は認められない」と主張し、争う姿勢を示した。
法廷で綾野剛さんの調書が読み上げられると、ガーシー被告は視線を下に落とし、静かに聞いていた。
