
札幌山の手高女子バスケットボール部の森岡ほのか(3年)が、今年7月の「U19女子W杯2023」(スペイン)に出場するU19日本代表の候補に選ばれ、27日から3日間、白鴎大(栃木)で行われる第1回合宿に参加する。今後合宿を重ね、代表メンバーが選考される。
昨夏のU18女子アジア選手権(インド)では銅メダル獲得も「プレータイムも少なく、力を出し切れない悔しさもあった。アーリーエントリーされたWリーグで技術を磨き、U19代表入りにつなげたい」と気合を新たにした。
昨年末のウインターカップ(東京)では3年連続主将兼指令塔を務め、個人累積記録で得点(165点)、3P(20本)、アシスト(38本)3部門トップとなり準Vに貢献。年明けに日立ハイテクにアーリーエントリー、21日に札幌で行われたトヨタ自動車戦でWリーグデビューし3得点、1アシスト、翌日の同カードは8得点、3P2本、1リバウンドと活躍、逸材ぶりを発揮した。
22日の試合後、同会場で行われたB1のレバンガ北海道対横浜BC戦を観戦。横浜のPG河村勇輝(21)の華麗なプレーに、目がくぎ付けとなったという。「瞬時に開いているスペースを見つける視野の広さ、スピードの緩急、勝負所でのシュートの決定力、ベンチでの声掛けなど、全てが勉強になった。U19代表活動にも生かしたい」と“河村効果”をさらなる進化につなげるつもりだ。(小林 聖孝)