仲村宗悟が1stライブツアーを完走!ファイナル公演のレポート到着

仲村宗悟が1stライブツアーを完走!ファイナル公演のレポート到着

  • アニメージュプラス
  • 更新日:2021/11/25
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2019年にアーティストデビューを果たし、声優・シンガーソングライターとして活躍中の仲村宗悟が、2021年11月23日(火・祝)に、自身初となるライブツアーのファイナル公演『SHUGO NAKAMURA 1st LIVE TOUR ~NATURAL~』KT ZEPP Yokohamaを開催。

自身の33歳の誕生日でもある7月28日にリリースされた1stアルバム『NATURAL』を引っさげ、14曲を披露した本公演のオフィシャルレポートが到着!

その日、横浜は晴れていた。仲村宗悟の初のライブツアーの最終日。会場入りした仲村は、楽屋での何気ない時間もギターを爪弾きながら刻一刻と迫るステージへと想いを馳せているようだった。10月23日の大阪・BIG CATを皮切りに、NAGOYA CLUB QUATTRO、仙台Darwin、福岡・DRUM LOGOSと廻ってきたツアーはいよいよ最終の地・KT ZEPP Yokohamaへと降り立つ。これまで共に楽曲を作ってきた村山☆潤がキーボードとしてバンマスを務め、ギターの佐々木貴之、初日とこの横浜でのベーシスト・二家本亮介(名古屋、仙台、福岡は森光奏太)、ドラムの濱野喬亮と辿ってきた『NATURAL』の旅。その旅がどれほど充実していたかはリハーサルでの和やかな様子からも伝わってくる。音を奏でながらも終始笑い声の絶えない現場。この空気は、会場の外で待つファンのもとへ、まもなく届く。

ライブ本番直前。「いい緊張感」と笑顔を見せた仲村。「このツアー、全体通して、すごく楽しかったし、調子もどんどん上がってきているので、今日も思いっきり楽しみたいです。緊張はしていないですけど、ワクワクと高まる感覚は緊張感にも似ていますし、これこそ ”いい緊張感” って言うんだと思います」。さぁ、いよいよライブへ。ステージの袖で円陣を組むと、「今日はブチあがっていきましょー!」と気合いを入れ、「めんそーれー!」の掛け声で仲村とバンドメンバーは大阪公演から続く ”今、この瞬間” を放つステージへと踏み出した。

「横浜―――!」と声をあげた仲村の背を押すようにバンドの音も響く。1stアルバム『NATURAL』の幕開けを飾った『僕なりのラブソング』は、高らかに喜びを謳うような暖かな音で会場を浸す。ギターを弾きながら歌い上げた仲村は、 ”はじまりのうた” であるデビューシングル『Here comes The SUN』では、声が出せない客席から大きなクラップ音が、まるで歌うように鳴り響き、仲村の歌声と共に大合唱のような音の塊となっていたのが印象的だった。

「ツアーを回らせてもらってきて、チーム感も高まってきてめちゃくちゃ嬉しいです」と笑顔の仲村。「みんな、聴いてくれ!」と声をあげると響き出すのはタイトルそのままのイントロから紡がれる『カラフル』。シャンシャン♪  とタンバリンの鈴の音がドラムとベースの紡ぐリズムにさらに軽快なビートを重ねれば「みんな、手を挙げて!」との仲村の言葉に導かれて挙げられる手と、ライブの一体感による熱気で会場が占められる。ピアノとドラムが軽やかにビートを刻む『あなたのこと』はオーディエンスのクラップありきな一曲なのだ、と感じさせる躍動感。ステージもフロアも「楽しい」が溢れる。

「ワンマンライブをずっとやりたかったんですけど、毎公演毎公演、たくさんの人に来ていただいて。横浜も ”ソールドアウト” の文字を見たときにはマジで嬉しかったな」と言う仲村に向けて大きな拍手が湧く。日々生きている中で感謝を伝えたい、という彼は言葉に重きを置いているという。言葉について考える中で、伝えた想いとは違う意味で伝わってしまうときの無力感を想い、作った、という一曲を聴いて欲しいとギターを紡ぎながら歌いだしたのは『オブラート』。静かに、ひと言ずつを差し出すように届ける冒頭からピアノが、ドラムが、ギターにベースに、と音が重なっていき、歌に力を与えていく。アーバンな抑揚あるサウンド感の『チョコレート』はどこか夜の横浜の雰囲気のある色気が滲む。まるで会場が水の中のように青く染まった『壊れた世界の秒針は』ではミラーボールに反射した光が青と混ざるようにフロアに注ぐと、観客の手にしたサイリウムも青くなり、ZEPP Yokohamaを海のように深い青で染め上げる。

配信で見ているオーディエンスに向けて手を振りつつも「おばあ、見てるぅ?」と沖縄の祖母へもメッセージを送るところは ”NATURAL” な仲村らしい。「もう、自由に踊っちゃってください。僕もステージの上であなたたちの誰よりも楽しむので。みなさんも踊っちゃって、今日を忘れられない日にしてもらえればなと思います」と話すと、ここまで共に走ってきたバンドを紹介。メンバーそれぞれと語らう間も「あははは」と笑い声をあげる仲村に、観客もみんな笑顔に。

楽しいトークに続いてエレキギターを手にした仲村。プロデューサーが奢ってくれたという、仲村の生まれ年に出来たエレキギターに「本当に嬉しいよね。こんな粋な計らい。僕、なかなかエレキを弾いたことはなかったから、これを機に練習せざるを得なくなったんですけど。アコギもいいんだけど、アンプを通してギュイーーン! ってなる感覚に病みつきになりそうです」と言うと掻き鳴らすのは『imitation』。佐々木のギターと2本のエレキギターの絡み合う様で新たな表情を感じさせると、『わかってちょうだいね』ではこれぞ仲村の新境地!? もはやギターを叩いている!? というほどのアグレッシヴなプレイでステ-ジから爆音でのロックンロールを轟かせると、仲村の熱いプレイにバンドも共鳴! ハードでラウドなナンバーで会場を席捲した。

濱野のドラムソロから、仲村とバンドメンバー、観客、でのクラップに誘われるようにホーンの音が響いて、軽快なナンバー『Oh No!!』へ。声をあげられずとも共に楽しんでいることは、オーディエンスの影の揺れる様からきっとステージに伝わっているはず。さらにまっすぐなメッセージとカラフルなサウンドが等身大の仲村宗悟を感じさせる『JUMP』では大きく手をあげてクラップする観客と共に歌を紡いだ。

「最高にアガるなぁ。このブロック、熱いなぁ」と呟く仲村。「ステージの上の僕らと、一つになれてるってことだよね。みんなも。こうやって遊びたかったんよ。こうやって音楽でみんなと遊べたら、こんなに最高なことはないよねって思って沖縄から出て来たんだけど。今日は仲村宗悟とバンドメンバーとスタッフさんたちと、みんなと遊んだっていう気持ちになってる。見てくれている配信のみんなも本当にありがとう!」。”楽しい” で繋がるオーディエンスと仲村。

「まだまだ俺は、この1stライブツアーで満足せずに、もっともっと上を目指すんで」と言うと大きな拍手が沸く。そのまま今日、このステージまで歩んできた道について語りだす仲村。じっと聞き入るオーディエンスへ誠実に言葉を紡ぐ。頑張りきれなかったこと、頑張らなきゃいけないという想い、そして巡り会った ”今”。経験則からのまっすぐな言葉は会場に沁み渡っていく。「苦い思い出と新たな決意を封じ込めて、過去の自分を忘れないために書いた曲」だという『ゆらゆら』を真摯に歌い上げる。飾らない言葉がストレートでカラフルなサウンドに乗ると、昇華していく想いまでも鮮やかに色づいていくような一曲は、ライブで放たれることで仲村の芯に触れるような印象へと変わる。

本編のラストは『ナチュラル』。大団円感のある軽快ナンバーで「みんなも手拍子!」と声をあげると、会場は大きなリズムに包まれる。ロックンロールにポップにジャズ、そしてブルース、さらにハードなエレキギターにラウドナンバーもキメちゃうライブこそがアーティスト・仲村宗悟の真骨頂だ、と感じさせ、心躍るステージはこうして幕を閉じた。

アンコールの『素敵な世界で』を含む全14曲のライブは、その半分の楽曲がこのツアーで初めて披露され、まさにツアーを経て育ったナンバーばかり。ライブを終えて満面の笑顔で「最高の時間だったー!」と告げた仲村。この時間は来年4月からの次なるツアーへ続く! また仲村と音楽で「遊ぶ」日を心待ちにしたい。

>>>仲村宗悟1stライブツアーの画像を全て見る(写真7点)

Text by えびさわなち

Photo by 草刈雅之

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