期間限定の行列ができるラーメン店 博多駅の地下に復活

期間限定の行列ができるラーメン店 博多駅の地下に復活

  • FBS福岡放送
  • 更新日:2021/09/15
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ことし3月、JR博多駅のホームに期間限定で登場し、行列ができたラーメン店が15日、博多駅の地下に「復活」しました。

ことし3月、JR博多駅のホームに期間限定で登場し、行列ができたラーメン店が15日、博多駅の地下に「復活」しました。

15日正午すぎ。博多駅にあるデイトス地下1階の飲食店街に行列ができていました。その先にあったのは1軒のラーメン店です。オープンしたばかりの店、「明鏡志水」です。

■来店客

「オープンを楽しみにして、休みを取って来た。」

その約2時間前。飯塚市出身のオーナー、秋吉雄一朗さんが妻の美鈴さんとともに緊張した面持ちで店のオープンを知らせる看板を掲げました。

■明鏡志水・秋吉雄一朗シェフ

「気合い入っています。」

店の看板メニューは、和食のだしのように透き通ったスープのラーメン。カツオ節やシイタケなど九州産の素材にこだわりました。

■平石記者

「スープが透き通っていて、あっさりしているように見えるが、だしの風味が濃く、豊か。」

秋吉さんはかつてパリの日本大使公邸で料理長を務めた和食の料理人です。ことし3月から6月まで、その腕を生かした「立ち食いラーメン店」を博多駅のホームに出店し、大人気となりました。この時の縁で、再び博多駅の地下に、「立ち食い」店と同じ名前の店、「明鏡志水」を出店することになったのです。待ちわびた客が、初日から次々に来店しました。

■来店客

「やっぱりおいしい。元々博多駅のホームでよく食べていた。」

■来店客

「ホームにある時から何度も行ってすべてのメニューを食べた。二度と食べられないのかと思うと残念だったので、また食べられると分かったときは本当にうれしかった。」

順調に新たな一歩を踏み出したかに見えますが、秋吉さん、実はコロナ禍で苦しい事情を抱えながらオープンを迎えていました。

おととし10月、パリで茶懐石の店を開こうと現地に店を借りて、オープンに向け工事を進めていました。

ところが、去年の2月ごろから新型コロナウイルスが猛威をふるい始め、出店は延期になりました。

それでも、一度手放せば、同じところに店を構えられる保証はないため、2年近く経ったいまも、ひと月50万円以上かかる店の家賃を払い続けています。

■秋吉シェフ

「もうどうしようと思った。スポンサーになんて説明しようかと思った。」

そんな中舞い込んできたラーメン店の出店の話。コロナ禍でパリ出店は延期となりましたが、だからこそ新しい分野に挑戦する機会を得られたと秋吉さんは前を向いています。

■秋吉シェフ

「予定は崩れたが必要なことだったのかもしれない。そのままパリに行っていたら失敗していたかもしれない。コロナで日本にいたからいろんな仕事や経験をさせてもらえた。やるしかない。後ろは向いていられない。」

再起を期すオーナーの情熱とともに「行列のできるラーメン店」が15日、復活しました。

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