鈴木優 オリックス戦力外→巨人入りに「マジで夢みたい」 担当スカウト「東京で大化けすると思います」

鈴木優 オリックス戦力外→巨人入りに「マジで夢みたい」 担当スカウト「東京で大化けすると思います」

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  • 更新日:2022/01/15

TBS「バース・デイ」(土曜後5・00)が15日に放送され、昨季オリックスから戦力外通告を受けた鈴木優投手(24)に密着。巨人から育成選手としてオファーを受けるまでの苦悩が描かれた。

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今月8日、自主トレを公開し、ブルペン投球する鈴木優(撮影・後藤大輝)

鈴木は都雪谷から2014年ドラフト9位でオリックス入り。20年には都立校から直接プロ入りした選手として史上初となる勝利を飾り、21年シーズンにはプロ7年目で初の開幕1軍入りを果たした。だが、25年ぶりにパ・リーグ優勝を果たしたチームにあって、鈴木は中継ぎで11試合に登板して10失点。6月以降は1軍での登板がなく、10月5日に戦力外通告を受けた。

「本気で思ってるわけじゃないんでしょうけどね。優勝決まる前とかも『このまま2位だったらよかったのに』『2位になればいいのに』ってね。ちょっと思ったりだとか。そこにいれなかった悔しさは大きいんで」とショックの大きさを語った鈴木。だが、ヤクルトとの日本シリーズでも活躍した同期入団の宗佑磨外野手(25)とシリーズ後に行った2人での会食で「オレ全然まだ契約あると思ってたからさ、優が。勝負できると思うんだよ。全然いけると思う」と声をかけられ、2018年に知人の紹介で知り合って20年3月から同棲、21年1月に結婚した妻・美里さん(23)にも「まだまだユニホーム姿を見たいですし、私ができることがあるならなんでもやりたいなって思っているので」と背中を押された。

大学でスポーツ栄養学を学び、ビールの売り子もしていた美里さんは大学卒業後の昨年、美容関係の会社に就職。働きながら夫を支えていたが「2人の生活リズムが合わなくなって」と1カ月で退社して主婦業に専念。夫が戦力外となった後も「野球してる姿しかホンマに想像できひん。もしやめたらとか想像できひん、マジで」と話し、投球フォームをスマホで撮影するなど、ストイックな夫を必死で支え続けた。

その妻との結婚式は12球団合同トライアウトからわずか4日後の12月12日。寒さとの戦いとなることもあり、トライアウト参加を見送った鈴木のもとには巨人から育成選手でのオファーが届いた。「巨人っていう球団に入れたことがマジで夢みたい」という鈴木に、妻も「確かにな。すごいよね、ホンマに」とうれしそう。無事にプロ野球選手として迎えることができた披露宴にはエースの山本由伸投手(23)らオリックス時代のチームメートも出席した。

入団時の担当だった早川大輔スカウト(46)は「ドラフトの時に『大化けする選手を獲ってこい』と。それにかなったのが鈴木優くんです。結局、大化けはしませんでしたが、優くんは東京の人間なので、東京で大化けすると思います。必ず支配下契約を勝ち取って関西に凱旋してください」とはなむけのスピーチ。恩師の言葉に聞き入っていた鈴木は笑顔で何度も大きくうなずいていた。

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